浅井直樹
青春以後 – 浅井直樹
あがないの夢からさめた
おれたちは空を飛んでいるみたいさ
十の荒野で
祈りの旗を降ろしては
アスファルトに刻みこんだ轍を
埋めていく
裏切りを分かち合った
おまえの去っていく後ろ姿が
見える朝に
煙たなびくため息と
やけに諦めのいいあくびだけが
続いていく
もう届かない もう戻らない
恋が終わっていくような耳鳴りさ
腐りかけた花ひとひら
愛し合う抜け殻だけが散らばる
十の荒野
あがないの夢からさめた
おれたちは空を飛んでいるみたいさ
十の荒野で
祈りの旗を降ろしては
アスファルトに刻みこんだ轍を
埋めていく
裏切りを分かち合った
おまえの去っていく後ろ姿が
見える朝に
煙たなびくため息と
やけに諦めのいいあくびだけが
続いていく
もう届かない もう戻らない
恋が終わっていくような耳鳴りさ
腐りかけた花ひとひら
愛し合う抜け殻だけが散らばる
十の荒野
あなたに食べてほしい ざくろパイ一生懸命つくりました 愛情いっぱい本当にざくろが入っているかは知らない毒ではないものを「ざくろ」と人はいう甘みは少々 苦みは適量
フランスで死んでからベルギーでもういちど死んだのに今日もおまえのハンガーには宇宙服が かけられている魔術も使わないで空を飛んだりなんかするものだから無人図書館で
おしゃれなブライアン・ジョーンズ駆け抜けるキース・ムーン月に吠えるジム・モリスン死ぬほどポップなシド・バレットお願いぼくのレモネード今夜は2回愛して飲んだくれの
モダン・アートなバス停から急カーヴのマウンテンまで運転どんなマドンナよりきみがいいもってきたエレキ・ギター聴き飽きた顔をみせてちょうらいおいらロック・バンドやっ
そぞろ歩き 浮き沈みまたきみを想う離れ離れ モザイク心さざ波に 揺られ揺られ 揺られから騒ぎと耳鳴りきみに届くよう調子はずれ セレナータ羽根をひろげて まわれま
Love Potion No.7誰も抱いてくれない夜は彼の忘れていったリボルバーわたしの大切な愛のうたこんな砂漠をひろげたアゲハチョウLove Potion N
花の香りは ほのかなのがいい香るか香らないかくらいの感じがいい花の香りは ほのかなのがいい香るか香らないかくらいの感じがいいああ またひとつ落ちぶれたきみと話し
この道は今も雨上がり一緒に跳んだ水たまりやっときみを思い出せるようになったみたいパスカル パスカルいつもひとりで散歩してた犬パスカル パスカルちょっぴりさみしい
乙女は二人いた 乙女は二人いた一束で足りた 一束で足りたわたしの腕さえくるり描いてヴィーナスへお母さまは 海ではないひび割れたリンゴです落ちたってことでひとつい
パレード通り 風見鶏色とりどり 舞い上がっちゃったうわさ通り 怖いストーリーまたひとり さらわれちゃった跳んだバネ親の因果の応報 照らすは照明弾何のマネ どんだ
バイバイして何日 塹壕へ向かう道見上げる雲はきみの笑顔と 遊ぶ子どもたちみたいな形空とべれば 死ぬのもこわくないI'm Flyingママは朝から 今日も大忙し「