恋の深川 男のために
罪を犯した お梅の運命(さだめ)
惚れた男の 名を呼びながら
河岸の柳に 夜風がからむ
明治一代 一代女
演歌情炎 三つの物語
切れろ別れろ 芸者の時に
そんな啖呵は お蔦(つた)の意地か
今も名残りの 町並風情
恋も未練も 恨みに変わる
婦(おんな)系図の 色恋模様
演歌情炎 三つの物語
生まれ育った ひとつの時代
めぐり逢うのも お吉の運命(さだめ)
次は私の 番だと云って
死んだお吉の 人生哀れ
下田港の 黒船騒動
演歌情炎 三つの物語
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心の傷なら この俺が治してやるよと 抱いた人あなたの優しい 笑顔をのせた重さが嬉しい ひざ枕ふたり静の 花のよに春を待ちます 夢抱いて生まれた時から 出逢えると
時化(しけ)た海には 鳥さえ飛ばぬあんたの船も 帰らない私(うち)は… あんた…待っちょるたい… 待っちょるたい…暴風雨(あらし)に頬を 叩かれながら波止場に立
観音様の 石段を一月(ひとつき)ぶりに 連れ添い上(のぼ)る死ぬまで生きる 定めなら死ぬまで 明日(あした)を 咲かせたい振り向けば すべて愛浮いて沈んで また
掴めなかった やすらぎなんてひとりでいくら 捜しても流れ流され 浮世の岸でやっと見つけた 夢あかりあなたと一緒に しあわせの海に着きたい おんな舟不幸つづきの
夕焼け小焼け 西の空明日(あした)もきっと いい天気洗濯ものを たたんだらごはんの支度(したく) 母ゆずりキンピラゴボウ やきざかなこうして今日(きょう)も 日
倖せくれると 言った人信じて今日まで ついて来た妻という字を 夢に見て愛のよろこび 知ったのに今ははかない 他人町女が一人で 生きるには夜明けの明日は まだ遠い
夕立の 走り雨さっと上がった 夏の宵あなた 蚊遣りを ねえ焚きましょか誰にも負けずに 大事にすると言えば邪剣に 背をむけるそんなあなたに 惚れてます 惚れてます
幼馴染(おさななじみ)と お寿司屋で久しぶりねと 酌み交わすあっという間の 人生だけど花も咲かせた 実もつけました泣きの山葵(わさび)で 鮪(にぎり)が笑うふる
舵を取らせりゃ 北海一と他人(ひと)の噂は 掛値(かけね)なし貴方(あんた)必ず 戻って来てねここが母港(ぼこう)の 浜酒場船を案じて 赤提灯に今日も願いの 灯
糸川わたって 振りむく坂をわたしは名づけた おんな坂見えてくるのよ 振りむくたびに陰でささえた 人生が苦労をこえた 肩に散る梅の香りがあたたかいあなたの命に つ
ごぶさたしました 手みやげは娘が差し出す 温泉まんじゅう想い出ふくらむ ほのぼのと湯けむり湯の町 湯の駅で食べたね あの頃 懐かしいにごり湯 すまし湯 のんびり
歌をいのちに 置き換えて生きてきました ひとすじに川の流れに 流されて泣いたあの日も 懐かしいいのち歌舟 漕ぎながら星が抱きつく 風の宿飛ぶに飛べない 川ちどり
度胸気立ては 父親ゆずり荒れて波立つ 黒潮育ちどんと乗り出す 室戸の沖にどうせ船乗り 風まかせ燃えて夢見る 度胸船海の鳥でも 夢さえあれば鳴いてはばたき しのん
歩けば人目が まぶしいとかるく握った 手をほどくうしろを振り向きゃ 恥しそうに三歩離れて ほゝえみかけるそんなお前と そんなお前と二人で生きるないないずくしの
浮世の風に 流されながら生きて来ました ただひとり女ごころのなみだ綴りの 浮雲日記掴(つか)んだはずの しあわせいつもうしろ姿の 影ばかり不器用だから 駆け引き
海で育った おとこ肌強いようでも やっぱり女風が肌身に 凍てつく夜はあんたを偲んで 郷里(くに)の歌唄えば涙が 溢れでてひとり今夜も エー夢を追うあんた恋しと
わたしの身のうえ話には途ぎれ途ぎれの ギターが似合う捨てられて 捨てられて 冬を知りました雪になりそうな みぞれまじりの こんな夜はああ 人肌こいしい おんな枯
地図がないから 人生はどちら向いても 迷い道まして女の 細道はいつも手さぐり 夢さぐり浮き世の川を 越えるには渡らにゃならない 運命橋やっと掴んだ つもりでもま
駅へあなたを 送りに来たが頬にみれんの 露しずくそつと斜めに 傾けるなみだ隠しの おんな傘雨はきらいな はずなのに今日は嬉しい 宵しぐれ好きになっては いけない
手さぐりしても つかめなかった米つぶ程の しあわせもあきらめかけた そんな頃私に夢を くれた人線路も地図も ないけれどあなたが私の 終着駅よ世間の風の 冷たさ辛