池田輝郎

  • 佐渡情話 – 池田輝郎

    佐渡の尖閣 夕日が染める寝てか覚めてか うつつか夢か遅咲きの おんなを連れてどこへ行こうと 云うのかい愛しさばかりか 苦労の種も抱けばせつない 佐渡情話 たらい舟でも 荒海越える惚れたこころは 千里も一里はかなげな 越後のおんなおれが捨てたら どう生きる淋しさしのぎに 出会った二人波の音する 佐渡の宿 島の外へと あんたがよけりゃ連れていってよ こぼれ陽欲しい佐渡ヶ島 いいとこなのに何がつらいと …

  • 玄海しぶき – 池田輝郎

    網(あみ)を曳(ひ)く腕(て)に しぶきが刺さる時化(しけ)が牙(きば)むく 木っ葉船(こっぱぶね)おっかねぇのは 誰でもおなじ弱音見せない 意地と張りここが我慢の 玄海しぶき 行くと一声(ひとこえ) 行くなと三声(みこえ)おんな未練が 胸をつく骨の芯まで 玄海(げんかい)育ち行かにゃなるまい 男だよ燃える茜(あかね)の 玄海しぶき 命かけなきゃ 玄界灘(げんかいなだ)の海の宝は 望めない大漁旗(…

  • 名残り花 – 池田輝郎

    秋の山里 湯の宿に恋の破片(かけら)か 夕霧(きり)が降るあぁ 名残り花いまも消えない 胸の火は惚れた女の のこり香(が)か 恋のからくり もつれ糸悔いが絡んで ほどけないあぁ 名残り花過ぎた月日を 振りかえりゃあんないい奴 いなかった 窓に沁み入る 鳴く鈴虫(むし)のこころ細さに 眠れないあぁ 名残り花遠い面影 抱きながら冷やで一杯 酒を酌(く)む 人気の新着歌詞 男の誠 – 池田輝…

  • コッキーサンバ – 池田輝郎

    ひとめ惚れはいつも 俺らの癖(くせ)なのさ陽気にさわいで 歌おう お富さんエル・クンバンチェロ パヤティ・アモ ボニータ パヤどこにもないよな恋する二人さ どこまでも エル・コラソンコキコキコキコキ サンバコキコキコキコキ サンバコキコキサンバ コキコキサンバコッキーサンバ 明日(あす)が来ればきっと 二人はしあわせに抱きしめ頬(ほほ)よせ 踊ろう 東京アンナエル・クンバンチェロ パヤティ・アモ …

  • 湯の花みれん – 池田輝郎

    墨絵ぼかしの 湯けむりに揺れる面影 たずねればああ 湯の花 恋の花せめて逢いたい ひと目でも追えば未練の 雨が降る 紅く燃えてる 山あいにポツリ灯(とも)った 宿あかりああ 湯の花 白い花抱けば儚(はかな)く 消えそうな細い襟足 忘れない 古い酒場の 夜(よ)も更けてひとりしみじみ 手酌酒ああ 湯の花 かくれ花どこにいるのか 幸せか追えば未練の 雨が降る 人気の新着歌詞 男の誠 – 池…

  • しぐれの酒場 – 池田輝郎

    どこか影ある 男に似合う雨に滲んだ 露地あかりままよ火の酒 あおろうと酒じゃ洗えぬ 傷もある何を今さら しぐれの酒場 やけに沁みるぜ 流行りの歌がつれに逸(はぐ)れた 身の上にどんな苦労を してるやらまさか独りじゃ あるまいに酒と泣く泣く しぐれの酒場 俺は生きたい あいつと二人出来るものなら もう一度肩をすぼめて 差す傘の足もちどりの 夜更けごろ晴れる日もあろ しぐれの酒場 人気の新着歌詞 男の…

  • 夢恋酒 – 池田輝郎

    からだに毒だよ 飲むのは止(よ)せといらぬお世話よ 放(ほ)っといてあなた忘れる ひとり酒酒場すずめの お節介肩に置く手を ふり切ってバカなのね バカなのよいっそ泣きたい 夢恋酒(ゆめこいざけ)と おそらくどこかに いい女(ひと)いるわそんな勘(かん)ほど 当たるものタバコ買うように 雨の夜プイと出てって それっきりあなた今頃 どのお店バカなのね バカなのよいっそ泣きたい 夢恋酒と どのみち私を …

  • 紀州の女 – 池田輝郎

    今もひとりで いると云う噂ひろって 列車に乗ればどこまで碧(あお)い 空と海君の故郷(ふるさと) 来は来ても訊(たず)ねあぐねる あゝ紀州の女(ひと)よ 君と歩いた あのときの橋もそのまま 羽衣橋(はごろもばし)も身を引くことが しあわせと花のよこがお 細い肩何で消えたか あゝ紀州の女よ 南紀白浜 日は暮れて八重(やえ)の汐々(しおじお) 夕陽に光る明日はきっと この腕に抱いてやりたい 思いきり待…

  • 男の峠 – 池田輝郎

    人を押しのけ 生きてるうちはいい目に遭(あ)わぬさ いい目に遭えぬ今を越えれば 越えるほどきっと灯(あか)りも 拾えると山のむこうの また山仰ぐ男の峠 泣くも笑うも 人生なのさ落ちたらそこから 這(は)い出るまでだどんな不器用な 男でも歩む道には 嘘はない一歩一歩の 足あと刻む男の峠 お引き合わせの 縁(えん)そのものさ人生遅咲き おまえと俺もいいさこれでも 屋台骨背負いきるとも 最後まで明日(あ…

  • 一世一代 – 池田輝郎

    人の噂の 大波小波さけて通れぬ 向かい風ぐっと唇 噛みしめて派手さなくとも 意地がある一世一代ここが勝負と 俺は行(ゆ)く 負けたふりして にっこり笑う俺の中にも 獅子はいるそうさ他山(たざん)の 石とせず火の粉(こ)浴びても なお耐えて一世一代仰ぐお山は 薩摩富士 義理と人情 捌(さば)いてしのぐそれが男の 器量やら俺はやるとも 俺はやる砂もいつしか さざれ岩一世一代明日(あす)はおまえと 花舞…

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