池田智子

  • アンファールド – 池田智子

    まだ少し冷たくて 頬撫でる風青さと脆さを束ねた 戯れ合うぬくもりまだ透明な日々に 名前をつけよう いつか伸びた影の分だけ 明日が彩っていく 蕾を開く鍵 溢れる声を抱き届け届けと 耀く雨 撒いて 脈打つ光の芽に 祈りはこだまする昏くても 君だけに注ぐ朝だ 見えない粒を 震えたその手を手繰り寄せて きっと胸の底へ 夢の外へ 繋いでいこう まだ少し眠たくて 春を待つ種子眩さの約束に触れるため ここだよと…

  • walkin – 池田智子

    生ぬるい風 頬を撫でた知らない間に落ちてたベッドのなか今日も輪郭を保てないまま惰性だけで流れて 夜へ くたびれたキーホルダーポケットに突っ込んでコンビニまで遠回り雨が降ったせいかな なんか綺麗だね空気の粒子 溶けてく首筋 まなざされることで得られる何か必死で追いかけてすり減ってどこか求める気持ちすら誰かのものでそんなループはもう終わりにしたくて それなりに見せるふり上手くなってそつなくこなすほど薄…

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