水森かおり
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もしもピアノが弾けたなら – 水森かおり
もしもピアノが弾けたなら思いのすべてを歌にしてきみに伝えることだろう 雨が降る日は雨のよに風吹く夜には風のよに晴れた朝には晴れやかに だけど ぼくにはピアノがないきみに聴かせる腕もない心はいつでも半開き伝える言葉が残されるアア アー アア………残される もしもピアノが弾けたなら小さな灯りを一つつけきみに聴かせることだろう 人を愛したよろこびや心が通わぬ悲しみやおさえきれない情熱や だけどぼくにはピ…
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壊れかけのRadio – 水森かおり
何も聞こえない 何も聞かせてくれない僕の身体が昔より 大人になったからなのかベッドに置いていた 初めて買った黒いラジオいくつものメロディーが いくつもの時代を作った 思春期に少年から大人に変わる道を探していた汚れもないままに飾られた行きばのない 押し寄せる人波に本当の幸せ教えてよ 壊れかけのRadio いつも聞こえてた いつも聞かせてくれてた窓ごしに空をみたら かすかな勇気が生まれたラジオは知って…
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季節の中で – 水森かおり
うつむきかけた 貴方の前を静かに 時は流れめぐる めぐる季節の中で貴方は何を 見つけるだろう 海の青さに とまどうように飛びかう 鳥のようにはばたけ高く はばたけ強く小さな つばさひろげめぐる めぐる季節の中で貴方は何を 見つけるだろう 昇る朝日の まぶしさの中はるかな 空をめざしはばたけ高く はばたけ強く貴方の旅が はじまるめぐる めぐる季節の中で貴方は何を 見つけるだろう 人気の新着歌詞 コー…
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時の過ぎゆくままに – 水森かおり
あなたはすっかり つかれてしまい生きてることさえ いやだと泣いたこわれたピアノで 想い出の歌片手でひいては ためいきついた 時の過ぎゆくままに この身をまかせ男と女が ただよいながら堕ちてゆくのも しあわせだよと二人つめたい からだ合わせる からだの傷なら なおせるけれど心のいたでは いやせはしない小指に食い込む 指輪を見つめあなたは昔を 思って泣いた 時の過ぎゆくままに この身をまかせ男と女が …
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巡恋歌 – 水森かおり
好きです 好きです 心から愛していますよと甘い言葉の裏には一人暮らしの寂しさがあった 寂しさゆえに 愛が芽ばえお互いを知って愛が終わる別れは涙で飾るもの笑えばなおさらみじめになるでしょう こんなに好きにさせといて「勝手に好きになった」はないでしょうさかうらみするわけじゃないけど本当にあなたは ひどい人だわ だから私の恋は いつも巡り巡って ふりだしよいつまでたっても恋の矢はあなたの胸には ささらな…
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飾りじゃないのよ涙は – 水森かおり
私は泣いたことがない灯りの消えた街角で速い車にのっけられても急にスピンかけられても怖くなかった 赤いスカーフがゆれるのを不思議な気持ちで見てたけど私泣いたりするのは違うと感じてた 私は泣いたことがないつめたい夜の真ん中でいろんな人とすれ違ったり投げKissうけとめたり投げ返したり そして友達が変わるたび想い出ばかりがふえたけど私泣いたりするのは違うと感じてた 飾りじゃないのよ涙は HAHAN好きだ…
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ワインレッドの心 – 水森かおり
もっと勝手に恋したりもっとKissを楽しんだり忘れそうな想い出をそっと抱いているより忘れてしまえば 今以上、それ以上、愛されるのにあなたはその透き通った瞳のままであの消えそうに燃えそうなワインレッドの心を持つあなたの願いが かなうのに もっと何度も抱き合ったりずーっと今夜をゆれ合ったり哀しそうな言葉に酔って泣いているよりワインをあけたら 今以上、それ以上、愛されるのにあなたはただ恥らうよりてだてが…
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夢想花 – 水森かおり
忘れてしまいたいことが 今の私には多すぎる私の記憶の中には 笑い顔は遠い昔いつの日にか あなたがくれた野の花がノートにありましたそして私は蝶になり 夢の中へとんでゆくわ とんで とんで とんで とんで とんでとんで とんで とんで とんでまわって まわって まわって まわる とんで とんで とんで とんで とんでとんで とんで とんで とんでまわって まわって まわって まわる 愛し合った日々のこ…
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虹とスニーカーの頃 – 水森かおり
わがままは 男の罪それを許さないのは 女の罪若かった 何もかもがあのスニーカーは もう捨てたかい 白いスニーカー 汚さないように裸足で雨の中 ぼくらは歩いたびしょびしょぬれの トレーナーが乾くまで抱き合った 夏の昼さがり わがままは 男の罪それを許さないのは 女の罪若かった 何もかもがあのスニーカーは もう捨てたかい 白く浮かんだ 水着のあと指先でなぞれば 雷の音窓辺から 顔をつき出して虹をさがし…
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悲しい色やね – 水森かおり
にじむ街の灯を ふたり見ていた桟橋に止めた 車にもたれて 泣いたらあかん 泣いたらせつなくなるだけHOLD ME TIGHT 大阪ベイブルースおれのこと好きか あんた聞くけどHOLD ME TIGHT そんなことさえわからんようになったんか 大阪の海は 悲しい色やねさよならをみんな ここに捨てに来るから 夢しかないよな 男やけれど一度だってあんた 憎めなかった 逃げたらあかん 逃げたらくちびるかん…