比嘉栄昇

  • 知床旅情 – 比嘉栄昇

    知床の岬に はまなすの咲くころ思い出しておくれ 俺たちの事を飲んで騒いで 丘にのぼればはるかクナシリに 白夜は明ける 旅の情けか 酔うほどにさまよい浜に出てみれば 月は照る波の上今宵こそ君を 抱きしめんと岩影に寄れば ピリカが笑う 別れの日は来た 知床の村にも君は出てゆく 峠をこえて忘れちゃいやだよ 気まぐれカラスさん私を泣かすな 白いカモメよ白いカモメよ 人気の新着歌詞 仰げば尊し –…

  • 八重のふるさと – 比嘉栄昇

    於茂登山に遊ぶサシバの群れ新北の風に身を委ね 二度と戻らない夏は過ぎてツワブキの花は里に揺れ さよなら さよなら八重のふるさと 御神崎に立てば白波は涙の代りにほほに落ち テッポウ百合の花咲く頃は願いは祈りに変わるだろう さよなら さよなら八重のふるさと 鳥よ花よ海よ山々よいつの日か帰るその日まで 絶え間なく唄を捧げよう白浜に月は十三日 さよなら さよなら八重のふるさと さよなら さよなら八重のふる…

  • まえの日 – 比嘉栄昇

    お前が卒園式を迎えたその前の日の朝早く最後のお弁当作り終えたらひとりでママも卒園式 泣きじゃくる小さな手をほどいて逃げるように校庭から飛び出した事も 雨上がりの空が夕日に輝いてとてもキレイだね今日の日は誰かがこさえてくれた物君にもあるかな まえの日 誰でもいつかは旅に出るんだ今羽ばたいた鳥のように出会いと別れは友達だからいつも仲良く半分ずつ ふるさとを離れる朝に母ははれたまぶた隠すように微笑んでく…

  • ティダナダ – 比嘉栄昇

    絶え間なく人が行き交う市場の坂道旅人はシャツを着替えて右目で見渡す ふるさとの海と山 恵みを並べて眩しく笑う あなたの胸に ティダナダ 誰も知らない太陽の涙ティダナダ まつ毛の先で弾けて消えた 君の手を離さぬように逸れないように塩入りのお守り人形カバンに掛けよう ふるさとの祭り唄 竹笛の調べやがて季節は 今年も夏へ ティダナダ 君の知らない太陽の涙ティダナダ 瞳の奥でにじんで消えた ふるさとの面影…

  • 宝石箱 – 比嘉栄昇

    これから蓋を開ける 小さな宝石箱ダイヤモンドか原石なのか誰にもわからない 素直な気持もある 小さな宝石箱毎年ふえる”誕生日”には忘れず乾杯しよう 生まれて生きて そして巡り合い生まれて生きて そして愛し合う 夜と朝が回って 宇宙は動いてゆく星屑ほどの二人だけれど輝く宝石箱 人気の新着歌詞 仰げば尊し – 比嘉栄昇 仰げば尊し、わが師の恩。教の庭にも、はやいくとせ。おもえばいと疾し、この…

  • 旅の終わりに聞く歌は – 比嘉栄昇

    夕焼け空に聞く歌は水筒抱えて待つ母の歌 あぁ幼い稼ぎじゃ暮らし変わらぬのに涙ぐんで何度もご苦労様と一番風呂の熱さ嬉しさ 船の汽笛に聞く歌は無邪気に手を振る妹の歌 あぁ遠ざかる故郷やがて星にとけて初めて空に瞬く父に甘えた小さなカバンに顔を埋めて 錆びたギターに聞く歌は友の笑顔と愛し君の歌 あぁ賑わう工場が青春の学舎語り明かした夢は叶っただろうか妻と訪ねた工場の跡地 旅の終わりに聞く歌を人は探して人を…

  • アララガマまたワイド – 比嘉栄昇

    半端ボトルを抱いて ひとり店を出る換気口からエコーまみれの 歌は何処へ帰る あの日七十過ぎの ママもいないからドブ川の上伝い歩けば 星空で行き止まり 何処でもいいから 知らない所へ 飲めば酔う 酔えば唄う唄えばお前を思い出すこの島で生まれ この島の酒を飲む負けるなよ 負けるなよアララガマまたワイド 下の子が眠るまで まだ帰れんからテトラポットにもたれて釣りの話でもしながら お前の杯は この海なんだ…

  • うたがうまれる – 比嘉栄昇

    うたがうまれるうたは宝さ宝さがしに 宝さがしに行(ゆ)こう天のマンタキー地のミッチャカー宝さがしに行(ゆ)こうよ 行(ゆ)こうよ うたがきこえるうたは宝さ宝さがしに 宝さがしに行(ゆ)こう山のマンタキー海のミッチャカー宝さがしに行(ゆ)こうよ 行(ゆ)こうよ うたがかがやくうたは宝さ宝さがしに 宝さがしに行(ゆ)こう肝のマンタキー心のミッチャカー宝さがしに行(ゆ)こうよ 行(ゆ)こうよ宝さがしに行…

  • 東京てぃんさぐ赤い花 – 比嘉栄昇

    小田急線をおりて今角の花屋の隅っこにちょっとしおれた鳳仙花てぃんさぐぬ花を買いました 爪に染めましょう花びらをばーちゃんの歌を思い出し指でつまんでこする度赤くなるのは指の腹 親指は港にいる父ちゃん人差し指は役場にいる母ちゃん本当の思いは爪じゃなく指を染めてはつぶれてく あぁ東京てぃんさぐ赤い花泣くから電話はかけませんあぁ東京てぃんさぐ赤い花黒いビニールの鉢の中 ペットボトルで水をやり飯台(はんだい…

  • 街の灯り – 比嘉栄昇

    そばに誰かいないと沈みそうなこの胸まるで潮がひいたあとの暗い海のようにふれる肩のぬくもり感じながら話をもっともっと出来るならば今はそれでいいさ息でくもる窓に書いた君の名前指でたどりあとの言葉迷いながらそっといった街の灯りちらちら あれは何をささやく愛が一つめばえそうな胸がはずむ時よ 好きな唄を耳のそばで君のために低く歌いあまい涙さそいながらそして待った街の灯りちらちら あれは何をささやく愛が一つめ…

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