段田男

  • 玄界灘 – 段田男

    怒涛逆巻く 玄海灘を衝いて漕ぎだす 父子船明日は東京へ 出てゆく俺に海のにおいを おぼえてゆけとしぶき しぶき眼尻に 光らせてどなる親父のヨ 心が身にしむぜ 海栗を肴に 獨酒あおりゃあとは無口な 父子酒花が咲いたら 迎えにくるといえばあてには するかと黙る白髪 白髪まじりの 陽灼け面どうか達者でヨ 待ってておくれよな 照る日 時化る日 玄海灘の潮でみがいた ド根性やると決めたら梃子でも退くながんこ…

  • 男華 – 段田男

    なんだなんだよ 男じゃないか二度や三度の つまずきぐらい弱音 はくなよらしくもないぜオットそういう この俺も出だし駆けだし 青二才あわてず咲こうぜ 男華 なんだなんだよ 女に振られ死ぬの生きるの 騒ぎなさんな顔じゃないない女は真心オットそういう この俺もふられつづきの 四枚目咲かせてみたいよ 恋の華 なんだなんだよ 男じゃないか夢がでかけりゃ 多いさ敵も耐えて耐えぬけド演歌ごころオットそういう こ…

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