榎本健一

  • 鐘がボーンと鳴りゃ – 榎本健一

    鐘がボーンと鳴りゃ あげしお 南さカラスが飛び出しゃ コラサノサ骨があるね サイサイ 丘は ひきよせ 両手をかけてさ誰かのアタマへ コラサノサのっけてみたいね サイサイ さァさ 出てこい 何でも 出てこいカネもカラスも 美人の骨もコラサノサッタラ ヨイサッサコラサノサッタラ ヨイサッサ 魚なんかにゃ チットモ 用はねェコチトラ ほしいは 美人の骨さコラサノサッタラ ヨイサッサコラサノサッタラ ヨイ…

  • 腹がへってもヘイチャラ – 榎本健一

    腹がへっても へいちゃらだい金がなくても へいちゃらだ気楽な呑気は 一人旅どこで寝ようと 風まかせスチャラカ ホイ(たら) スチャラカ ホイスチャラカ ホイ(たら) スチャラカ ホイと云ってたうちは いいけれどおなかペコペコ お目々ショボショボあしはフラフラ あたまクラクラ朝から何にも 食べてない蛙 ケロケロ 蝶々 ヒラヒラ牛はモグモグ 鶏はコケコッコみんなは 腹一杯 食べてるのに俺は腹ペコ これ…

  • お風呂は – 榎本健一

    お風呂は お風呂は岩のお風呂いい気持ち のんびりとお湯で流すよ 旅のアカ お風呂も 一人じゃ物足らないあの娘と ふたりで声をあわせて 鼻歌を 女房はウチだし 判らねェだろう 人気の新着歌詞 リンゴの木の下で – 榎本健一 リンゴの木の下で明日また逢いましょう黄昏 赤い夕陽西に沈む頃に楽しく頬よせて恋をささやきましょう真紅に燃える想いリンゴの実のように 人の気も知らないで –…

  • 僕は兵隊 – 榎本健一

    僕は兵隊 日曜の外出もトッテチッテトッテチッテ ラッパが鳴れば貴女を振り切って 帰らにゃならぬ私は娘 年頃なのよお琴に生け花 嫁入り支度日曜に一ぺん ランデブーじゃちょいと可哀相二人は若い 恋を語ろうピヨピヨと ポカポカと平和の春が なんでも楽しい 「私、兵隊さんとは結婚しないわ。日曜に一ぺんのランデブーなんて、意味ないわ」「フフン。よし。もし、下土、下士官だったら」 僕は下士官 威張ったもんです…

  • 僕の恋愛設計図 – 榎本健一

    好きだからとてイチャイチャと 色気のぼせりゃよしなさい恋の手管はただひとつ 好きな人ほど好かぬふりラランラ ララララ 僕の恋愛設計図 いつも彼女と会うたびに 愛の言葉を目で言ってじっと心を掴んだら それで万事はOKさラランラ ララララ 僕の恋愛設計図 野暮なレターで袖をひく ちょいとその手は古臭い知らぬ顔すりゃ彼女から 焦れて想いをなびかせるラランラ ララララ 僕の恋愛設計図 月の光に事寄せて 君…

  • 支那の兵隊さん – 榎本健一

    雨が降ります 傘さして韮をたべたべ 戦線へ『支那手品なかなかうまいな うそ吐くことまたまたうまいな』戦争するやら しないやら支那の兵隊さんにゃ わかりゃへん わからんわからん わからへん何で鉄砲 撃つのやら『鉄砲撃つ 弾おしいことあるな鉄砲弾ためて売る これまたまたよろしいな』日給大切 身が大切支那の兵隊さんにゃ それ丈けさ あゝそれだけよ それだけさ勝てる目的の ない戦争『支那ガメルことなかなか…

  • エノケンの南京ぶし – 榎本健一

    命捧げて 居りながら弾丸がドント来りゃ チョイトしゃがむ卑怯でしゃがむじゃ ないけれど南京攻略さずに 死なりょか あまい顔すりゃ つけ上り苦い顔すりゃ 逃げる支那これを日本で 懲すのも可愛い子を打つ 親ごゝろ 軍服姿は よけれども敵はシュウマイ 肉だんご日本男児にゃ 不足だがチョイトつまんで 喰べてやる 正義日本 知らないであげた青天 白日旗起てば火を吐く 日の丸の旗に弱音を 白日旗あゝなつちよら…

  • もしも忍術使へたら(完全版) – 榎本健一

    今日は会社のボーナスで ちょいと一杯付き合って気が付きゃ夜更けの空袋もしも忍術使えたら 家で待ってる女房をララン ドロドロ煙に巻く クリーク、トーチカ、迫撃砲 最後の頼みと支那兵は弱いようでも邪魔になるもしも忍術使えたら 南京おろか重慶もララン ドロドロへっちゃらよ 好いちゃおれども胸のうち 口に出すさえ恥ずかしいだってアタシは娘なのもしも忍術使えたら 好きな彼氏のアパートへラランドロドロ飛んで行…

  • のんき旅 – 榎本健一

    富士のお山は 青空晴れよしんから晴れる ヨイヤサト晴れて旅空 こりゃ又のんきだネ『ハックションッ! あ、誰か噂してやがんな。アッ、いけねえ、岡ッ引の野郎が尾いて来やがった、オヤオヤ』 江戸を出るときゃ ひとりで出たが野暮な道づれ ヨイヤサト野暮な、イ、ハクシヨンありゃ又 アゝ、おいでたネ 『チエツ、つまんねえの』 道はひとすじ 逃げるにゃ長い長い筈だよ ヨイヤサト五十と三次、そりゃ又くさつたネ 『…

  • ちゃっきり金太の唄 – 榎本健一

    『あっしや札付きの巾着切りだが、決してあこぎな真似はしやァしねぇ。だがこりゃ、あんまり自慢にやならねえや』 お江戸見すてゝ旅鴉足の向くまゝ 歩くまゝ追はれて箱根の峯越えりゃ富士のお山が呼びかけるテナこというけど わしやつらい 『あっしの商売にゃ女は禁物だ、腕が鈍るからね。だがこりゃ、チツト悩ましいや』 宿の浮寝のツレヅレにフト侠気が縁の糸みだれて胸もトキメケど女嫌ひの意地ツ張りテナこというけど わ…

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