楠木繁夫

  • 女の階級 – 楠木繁夫

    君に捧げた 純情の愛が女の 生命なら弱い涙は 今日かぎりすてて荊刺の 径を行く こころ砕けど ままならぬ辛い浮世の 小夜嵐愛の船路を 祈るごと星もまたたく この夕べ 想い乱れて 咲く花は女ごころか 月草よなみだ誘うな 秋風に散るは彼の日の 夢ばかり 君を信濃の 高原に涙かくして 見送ればなびくけむりも 一すじに燃えて火を噴く 浅間山 人気の新着歌詞 人生劇場 – 楠木繁夫 やると思えば…

  • 動員令 – 楠木繁夫

    覚悟は好いか 皇軍に断乎と降(くだ)る 動員令嘶(いなな)け軍馬 銃剣を持つ手は唸る この待機用意は既に 我に在り 嵐は叫ぶ 大陸の風雲急を 告ぐる空起つべき時は 今なるぞ誉にかけて 翻(ひるが)えす軍旗の下に 我れ死なん 敵前何んぞ 怖るべき命令一下 突撃す我等は日本 男児なり天皇陛下 萬歳と雄々しく散らん 桜花 見よ大空に 轟くは我が空軍の 爆撃機今日こそ晴れの 出征ぞ進軍喇叭(ラッパ) 嚠喨…

  • 緑の地平線 – 楠木繁夫

    なぜか忘れぬ 人ゆえに涙かくして 踊る夜はぬれし瞳に すすり泣くリラの花さえ なつかしや わざと気強く ふりすてて無理に注がして 飲む酒も霧の都の 夜は更けて夢もはかなく 散りて行く 山のけむりを 慕いつついとし小鳩の 声きけば遠き前途に ほのぼのと緑うれしや 地平線 人気の新着歌詞 人生劇場 – 楠木繁夫 やると思えば どこまでやるさそれが男の 魂じゃないか義理がすたれば この世は闇…

  • 影を慕いて – 楠木繁夫

    まぼろしの影を慕いて 雨に日に月にやるせぬ 我が想いつゝめば燃ゆる 胸の火に身は焦れつゝ しのび泣く わびしさよせめて痛みの なぐさめにギターをとりて 爪弾(つまび)けばどこまで時雨 ゆく秋ぞトレモロ寂し 身は悲し 人気の新着歌詞 人生劇場 – 楠木繁夫 やると思えば どこまでやるさそれが男の 魂じゃないか義理がすたれば この世は闇だなまじとめるな 夜の雨あんな女に 未練はないがなぜか…

  • スキーの唄 – 楠木繁夫

    胸にちらちら 処女雪粉雪こゝろ こまかにこゝろすがしく 降りつもるサッサ サラサット 辷(すべ)ろよ辷ろオウオウ!仰ぐ 仰ぐ高嶺は未だ遠い 雪の高原 くまなく晴れて空の青さに空の高さに 血はおどるサッサ サラサット 辷ろよ辷ろオウ!ゆかし ゆかし乙女の雪の肌 辷ろ銀盤 スキーの乱舞おなじ思いでおなじルートを 後や先サッサ サラサット 辷ろよ辷ろオウ!夢の 夢のシュプール何処までも 辿る峠を 茜に染…

  • ハイキングの唄 – 楠木繁夫

    空は晴れたよ 歓喜の朝(あした)光り長閑(のどか)に 野にまた山に行手楽しや 血潮は躍る行こうよ行こうよ スクラム組んで心はほがらか ハイキング 招く山並 眉引く裾野薫る七草 乱れて咲けば遠い高嶺に 希望は躍る行こうよ行こうよ 足並揃え心は楽しい ハイキング 遠いあこがれ 輝く瞳吹くは口笛 緑にとけてなびく木茅(きがや)に 涼風千里行こうよ行こうよ 大地を踏んで心はとけゆく ハイキング 人気の新着…

  • 涙のバラライカ – 楠木繁夫

    暮れてはるかな 黒竜江の空では星も 泣いている何処へ流れて 行くのやら知らぬ他国の 夜は哀し楡の並木の 灯りも濡れて調べ侘びしく ハルピンの街を漂泊う バラライカ 雪のシベリヤ 越えて来る風が辛いよ 身に沁みる旅の夜更けの 儚なさは遠い故郷の 夢ばかり燃ゆる思いを 寂しく捨てて今日もあてなく ハルピンの街を漂泊う バラライカ 鳴らせ涙の バラライカせめては胸の 切なさを今宵も唄で 忘れよう西も東も…

  • 啄木の唄 – 楠木繁夫

    古巣追われて嗚呼!沈む陽に啼くや流転の あの閑古鳥 病みて哀しや嗚呼!絃月(つき)の夜は夢も通えよ ふる里の空 東海の 小島の磯の白砂に我泣きぬれて 蟹とたわむる石をもて 追わるるごとく故郷を出でし悲しみ 消ゆる時なし 旅に死すとも嗚呼!運命なり歌は離さじ わが生命ゆえ 人気の新着歌詞 人生劇場 – 楠木繁夫 やると思えば どこまでやるさそれが男の 魂じゃないか義理がすたれば この世は…

  • 可愛リラ – 楠木繁夫

    可愛いリラ うるわしいリラお前を見ると いつでも僕の心は 高鳴るよ胸に咲く花 恋に咲く花匂いこぼれるリラ おお愛の花よおお リラ リラ リラ リラ リラ リラ いとおしいリラ うるわしいリラ希望の朝を まねいて咲けよ香れよ 微笑めよ踊る感激 光り輝く春を奏でよリラ おお君は花よおお リラ リラ リラ リラ リラ リラ やさしいリラ うるわしいリラお前の瞳 うるみて愛の言葉を ささやくよ胸のあこがれ…

  • 慈悲心鳥 – 楠木繁夫

    愛と泪に流れ行く若きふたりの 思い出は海の真珠の浪の色虹よ消ゆるないつまでも 窓のともし火ほのかにも母とよばれて幼児(おさなご)に聞かす夜毎の子守唄ゆめの千鳥よ何を泣く 掟きびしき人の世に負けてこの身は果つるとも愛の勝利のうるわしく花も輝けこの胸に 人気の新着歌詞 人生劇場 – 楠木繁夫 やると思えば どこまでやるさそれが男の 魂じゃないか義理がすたれば この世は闇だなまじとめるな 夜…

Back to top button