楠トシエ

石松金毘羅道中 – 楠トシエ

旅は鼻うた 青い空
森の石松はるばると
金毘羅代参 無事にすみ
やれうれしやと 手に持った
茶わんに とろりと 酒の色
待てば 海路(かいろ)の 日和(ひより)かな

「飲みねえ、飲みねえ、 寿司くいねえ、もっとこっちへ
寄んねえ、江戸っ子だってねえ」
「神田の生れよ」
「そそうだってねえ、へエー、次郎長っていうのはそんなにえれえのか」
「えれえのかなんてえのは、あんなもんじゃねえネエー、
お前さんいっとくけどね、次郎長ばかりがえれえんじゃないぜ、
清水の二十八人衆というネ、いい子分がいるからだぜ」

西に夕日の 茜雲(あかねぐも)
風がなぜやら身にしみる
清水 二十と八人衆
その どこいらに おれの名が
入っているかと 気もそぞろ
森の石松 愛嬌者(あいきょうもの)

「ところで、その次郎長の子分の中で、一番強いのは、
いったいどこの誰れだ」
「ウン一番強いのは…あっ、いました、いました、遠州森の生れだ、
石松ってえんだが、こいつが一番強いや」
「ハハ…嬉しいことをいうじゃないか、お前さん飲みねえ、
飲みねえ、寿司くいねえ、もっとこっちえ寄んねえ、江戸っ子だってねえ」
「神田の生れよ」
「そそうだったねえ、ところで石松ってえのは、そんなに強いのか」
「強いのなんのって、滅法(めっぽう)強いんだが、
あいつはどうも人間がバカだからねえ」

うまく話を 持ちこんだ
石松とたんに ああ 苦い顔
愚痴(ぐち)をいう気は ないけれど
寿司やら 酒やら ふるまって
ばかといわれちゃ 世話(せわ)がない
ばかは死ななきゃ なおらない

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