森川美穂
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Happiness – 森川美穂
抱きしめていたものが 腕をすり抜けるたびに幸せってなんなのか 痛いくらいに考える大キライな自分とか 恥ずかしい思い出とか壊れそうな扉を ひとつずつ開けたの Happiness 心を取り戻すためHappiness どこへでも自由に行けるために幸せだけを 探すのはやめにしよう淋しさもこの涙も ありのまま受け止めてあげたい あなたが引いたレールを 落ちないように歩いてたあせったり競べたり 疲れることばか…
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kiss – 森川美穂
今世界中の時間を止めて 愛が走り出す何も聞かないで 聞きたくない溶けてゆく 溺れてく 理性で止められる想いは 恋とは呼べないよねケイタイはバッグの底 眠ってる誰かが 今ふたり 探しても 夢が夢が覚めないように 長い長い kiss をした言葉よりも正直なのは 濡れた瞳 離れない指先愛が愛が壊れないように 甘い甘い kiss をした悩まないで 罪なのはただただふたりが 逢ったこと それだけ… あなたの…
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誰? – 森川美穂
Door は迷いを閉じ込める嘘は願いを問い詰める夜は二人に罪を着せる夢だと誤解させて あゝ 鍵は言葉に潜んでる風は心に忍び寄る Uhm過去は身体に隠してあるすぐにはそう見えない あゝ その声は 誰?誰なの?寒いのは なぜ?なぜ? Tu ru ru… 私なのにTu ru ru… 私じゃない私 誰? 汗もいつかは引いてゆく耳が返事を聞き逃す Uhm月が上手に甘えようと指ならほど…
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もう海は泣かない – 森川美穂
もしも他の人を 選んでいたらここからの波は 違って見えたの?汐風(かぜ)が指環の痕 また慰める幸せの重さを 忘れさせようと どの道も はじめての道なのに迷えば誰かの せいにしたくなる…でも もう海は泣かないひとり見る海は…さみしさを言い訳にあの夏へは戻らない 髪を切ってみれば なぜか訊かれるそれらしい理由(わけ)を 誰もが欲しがる凪が近い空に 黄昏る雲時の言うことに ただ従うだけ流れ着く 場所さえ…
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ことづて – 森川美穂
誰を送るのか 古びた桟橋がある舟が行く先に 幾度も陽は昇る 強くなりたくて いつも泣いていたのかなそう 無茶なくらい 生きたつもりも足りないことばかり 100年かけてもわからないいのちがなんなのかわかるはずないただあなたが覚えててくれるならそれは私のほんとそれはほんと 身軽でいようと 迷いもせず捨てたのに時は思い出と名前を付けて荷造りさせたがる 100年過ぎても変わらないいのちの数だけは変わるはず…
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いつかは昔のことになる – 森川美穂
忘れていいくらいの唇にふれるふたりはさみしがりや はだけたシャツの襟ため息で埋めて聴いてた胸の音 もう幸せにはすがりたくないそう覚めてわかるそれも夢なら だって愛だって時は騙せないいつかは昔のことになるもの だったら心がここにあるうちに心に逆らわないでそれでいいでしょう どうしてあんなにも止まらない涙あの頃流せたんだろう いろんな星を見たまなざしの先であなたのそばにいる もう約束には迷いたくないそ…
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あふれる想いのすべてを – 森川美穂
あなたがいつか話した夢の続きを聞かせてよ雨上がりのこの街にどんな未来が待ってるの? ひとりの夜は その涙包んであげたいけれど… あふれる想いのすべてはあなたを愛することどんなに小さなことでも大切にしたいの ふたりを導くように優しく風が追い越した出会った頃の微笑み失くさないでと祈ってる 歩き出せない夜だって明日を選んでゆくから あふれる想いのすべてはあなたを信じること心の光になりたいたとえ小さくても…
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涙のあとにあなたがいれば – 森川美穂
涙のあとにあなたがいればそこにまだ続く 次の道が見えるいまならわかる いまだからわかる抱きしめていたいのは あなた さみしいのは たぶんそう 心がただあるから離れている距離は幸せを試す 声でわかることがほんとにたくさんあるのね見えないものほど近くて優しい 涙のあとにあなたがいればどんな日々だって きっと向かい合えるいまならわかる 今だからわかる大切にしたいのは あなた 折れた枝の先にまた朝の光が注…
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クリスマスはどうするの? – 森川美穂
ふいに肩を叩かれた 12月の交差点しばらくね 積もる話があるのよクラクションを鳴らされて 大通りを駆け出せば黄昏が にぎやかに瞬く 白い雪のディスプレイ ショーウィンドウのぞけば私だけが変わってく そんな気もする クリスマスはどうするの?長いこと 捜していたクリスマスに会いたいと思える誰かを 彼のことは聞かないで あの恋なら終ったわそれよりも スケジュール見て 明日の一晩じゅう踊ろうか まぶしいほ…
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BECAUSE – 森川美穂
少し前から ふたりの事気づいていたそれでもずっと知らない振りするつもりだったこうして偶然に会わずにいたら 言い訳聞かずに飛び出した部屋涙が重くて走り出せないただの喧嘩なら すぐあなたに戻れるのに帰れない 嫌いになって さよならをする方がいいそれなら誰も 傷つかずにいられたのに何度も繰り返す 心の中で どんなに どんなに愛してみてももう二度とあなたに届かなくてもそっとひとりで あなたを想っていたいの…