松本哲也
嘘 – 松本哲也
やがて二人は 言葉閉ざし
同じ毎日の 灰色に慣れていく
折れた煙草を 指で押さえ
三口 吸い込んで 車道に投げ捨てた
何一つ確かなものさえ 手に出来ず
君までも傷付けていたんだ
強がり戯れる日々がまだ
二人を繋いでる 優しすぎる嘘だけ
触れる事さえ 今は出来ず
それでも 僕はまだ この色を壊せない
何一つ確かなものさえ 手に出来ず
君までも傷付けていたんだ
強がり戯れる日々がまだ
二人を繋いでる 優しすぎる嘘だけ
やがて二人は 言葉閉ざし
同じ毎日の 灰色に慣れていく
折れた煙草を 指で押さえ
三口 吸い込んで 車道に投げ捨てた
何一つ確かなものさえ 手に出来ず
君までも傷付けていたんだ
強がり戯れる日々がまだ
二人を繋いでる 優しすぎる嘘だけ
触れる事さえ 今は出来ず
それでも 僕はまだ この色を壊せない
何一つ確かなものさえ 手に出来ず
君までも傷付けていたんだ
強がり戯れる日々がまだ
二人を繋いでる 優しすぎる嘘だけ
I Wish...流れる雲よI Wish...僕が見えますかI Wish...幼き頃からI Wish...憧れています変わらない町並み あの日の僕をさがす汚れな
北風吹き荒れて 川は大地を巡る凍る土の中 草花は春を待つかじかむ手を口へ 息を吹き暖めるあの人 今いずこ 変わらない町灯りヘイ~ヤ~ 忘れてた寂しさ 底抜け 降
何もなかったように 朝が訪れて光浴びている 真っ白なユキヤナギどんなあなたの願い触れてこのつぼみ咲かせたのでしょう変わらぬ景色に 少し季節はずれの雪のようにこの
差し込む朝日が テーブル照らす並べられた朝食と 眠たげなキミの顔今日の目玉焼き 少し焦げてるね一瞬ふくれた顔の後で 舌を出してごまかすキミキミと過ごす日々が 何
色失ったこの町の 瓦礫かき分けて泥にまみれた荷車 押す背中 照らす太陽さぁ 歩きましょう 歩きましょう思い出 集めてさぁ 築きましょう 築きましょう愛するこの町
通り過ぎてく 人の波に向けながら叫んだ悲しみがいとも容易く 風に乗って消えていた むなしさだけを残し路上に捨てた 安すぎたプライドには未練はないけれど時々なぜか
雨上がりの道の上には 洗い流れぬ憎しみがあって行き交う人に踏み潰され 剥がれない程にへばり付いてる強い陽射しは照らし出して また新たにカタチ現しては知りたくもな
昨日は酒を死ぬほど飲んだ部屋の天井ぐるぐるAh 嫌な事がありまして何もかもがブルーに見えたそれでも次の日は笑顔を振りまいて煤けた職場の隅にいるコンクリートリバー
胸を突き抜く 青すぎる空飛び立つ時を 風が教えた誰も気付かぬ 涙流してむしられた翼を盾に 君は耐えてたさぁ飛び立て苦い苦い思い出もいつか笑えるさと 誰かが歌って
凍てついた静けさを邪魔してる 窓叩く風に耳塞いでたカーテンと揺れている月明かり 遠い記憶へ僕 誘うカサカサの唇を舐めながら 口笛を吹くふりをしていたよポケットの
誰かの為に生きてきた訳じゃないんだ傷付くその度 言い聞かせてきたけど何の理解もされずに笑われたヒーローだけどずっと俺は 憧れているんだ心に残る卑しさを捨てきれな
始まりは今 悲しみを蹴り飛ばしてゆけ曇り空裂け 忘れかけていた力よ始まりは今 悔しさの雨に打たれて泥まみれなら スニーカー脱ぎ捨て走ればいい見慣れた線路脇の路に