松島進一郎

  • 上州一匹旅鴉 – 松島進一郎

    義理を立てるか 人情を取るか人の道なら 恩義が大事生れ天竜 仲乗りくずれ殺し文句の 啖呵を切って男一匹 男一匹 上州旅鴉 半のぞろ目に 身ぐるみ賭けた意地の駆け引き 鉄火場勝負どじを踏んだら 背中に彫った四方睨みの 般若が泣くぜ男度胸の 男度胸の 上州旅鴉 伊那の七谷 皐月が咲けば所払いの 年季が明ける脇差に紙縒りの 封印巻いて逢いに帰るぜ 両親さまよ男望郷 男望郷 上州旅鴉 人気の新着歌詞 みち…

  • 浪花の男 – 松島進一郎

    辛抱十年 我慢が五年やっと薄日が さして来た俺の人生 浪花の舞台枯れてたまるか 蕾のままで男ざくらを 男ざくらを 咲かすのさ 胡麻も擂らなきゃ お世辞もいわぬ叩き込まれた 道一つ芸の虫だぜ 脇目も振らず五尺余寸の 身を粉にしても浪花育ちは 浪花育ちは 一本気 キタの人情 情けのミナミ義理の荷物は 何処に置く一度決めたら 後には引かぬ淀川(よど)の水面に 男のすがた見事映して 見事映して 見せてやる…

  • 人生夫婦坂 – 松島進一郎

    堅い契りの 夫婦ならどんな生活も 耐えられる石も流れりゃ 円(まる)くなる過ぎたむかしを 振り返り涙ふきあう…涙ふきあう 夫婦坂 手前勝手(てまえかって)な わがままでいつも苦労の 掛け通し辛い浮世の 九十九折り曲(ま)がりくねった 世の中をお前いりゃこそ…お前いりゃこそ 生きて来た のぼり坂より くだり坂むりをするなよ なぁお前俺にあずけた 命ならふたり咲かそう 倖せを夢は人生…夢は人生 華舞台…

  • みちのくながし唄 – 松島進一郎

    海が鳴る…… ウ… 風が泣く……吐息つくよに 雪が舞う辛い冬です 出稼ぎ家業里におさない 子供を預け越える津軽の イヤ…イ なみだ坂 縋(すが)りつく…… ウ… 突き放す……仲を引き裂く 牡丹雪可哀想(かわいそう)でも 連れては行けぬひとり娘を 叱って帰す七里長浜(しちりながはま) イヤ…イ 砂の道 波が散る… ウ… 雲が飛ぶ……北の岬は 荒れ模様三味(しゃみ)を頼りに みちのく流しあいや唄って …

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