松山恵子

湯の花情話 – 松山恵子

離ればなれのドアから乗った
夜行電車は湯の町止まり
別れ旅なら これきりならば
人目かまわずすがりつき
あなたに酔いたい 残りの夜を

明日は誰方が 流すのでしょう
憎い恋しい あなたの背中
せめてふたりで いるときくらい
夢が見たいの 嘘でいい
一夜を千夜に継いで欲しい

これが別れに なる宿ならば
団扇ひとつも捨てられなくて
帯にはさんであなたと踊る
古いワルツに泣かされて
睫毛もとけます 湯の花情話

人気の新着歌詞

ハイ ハイ ハイ~今度生れて来た時も~ – 松山恵子

私アンタを愛してるこの世で一番愛してるついて行きます どこまでも愛してる ハーイ 愛してるハーイ 愛してる今度生れて来た時も私アンタを愛してる私アンタに首ったけ

バックナンバー1050 – 松山恵子

テールランプを にじませて夜霧に消える キャデラックあゝあの人は 行ってしまったわ濡れた瞼に 淋しく残る想い出の 想い出のバックナンバー1050恋の辛さを はか

舞姫 – 松山恵子

もしも 愛人(こいびと) いようとも愛に順序は ない筈(はず)よ私を夢中に させたの誰(だあ)れ明日(あした)の生き方 教えて欲しいあゝ! 涙で唄う 恋の模様い

思い出なんて消えっちゃえ – 松山恵子

こんな苦しい 切ない恋を誰が 誰が 誰が教えたわたしにさせたみんな悲しい 昨日のことさ思い出なんて 消えっちゃえ思い出なんて 消えっちゃえ街の夜風に 消えてゆけ

別れの入場券 – 松山恵子

ひと目逢いたい それだけで息をはずませ 転げて来たにあの人を乗せた夜汽車は 今出たところ泣きの涙で 入場券を握りしめても ああ遅い遅いもう遅い憎い冷たい 女だと

北国の春 – 松山恵子

白樺 青空 南風こぶし咲くあの丘 北国のあゝ北国の春季節が都会ではわからないだろと届いたおふくろの 小さな包みあの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな雪どけ せせらぎ 丸

カチューシャの唄 – 松山恵子

カチューシャかわいや わかれのつらさせめて淡雪とけぬ間に神に願いを (ララ) かけましょかカチューシャかわいや わかれのつらさ今宵ひと夜にふる雪の明日は野山の 

名月赤城山 – 松山恵子

男ごころに 男がほれて意気がとけ合う 赤城山澄んだ夜空の まんまる月に今宵横笛 誰が吹く意地のすじがね 度胸のよさもいつか落目の三度笠いわれまいぞえ やくざのは

港が見える丘 – 松山恵子

あなたと二人で来た丘は港が見える丘色あせた桜唯一つ淋しく咲いていた船の汽笛咽び泣けばチラリホラリと花片あなたと私に降りかゝる春の午後でしたあなたと別れたあの夜は

哀愁の駅 – 松山恵子

涙あふれる夜汽車の窓にこれを最後と別れのベルが情無用に鳴りひびく大阪始発上りの列車10時45分あゝ哀愁の駅 11番ホーム女ひとりの描いた夢は遠いちいちゃな幸せで

鳴門ちどり – 松山恵子

千鳥ちろちろ なぜ啼くのやら泣けば 鳴門の 潮鳴りに捨てて流した 初恋かなし所詮逢えぬと 知りつつ又も波のしぶきに 濡れてゆく文のかずかず ちぎってなげてうずに

根性船 – 松山恵子

海の男は 海で死ねこれが親父の くちぐせだった宗谷岬の 荒波こえてめざす千島え ヤンサノエー波よさわぐな 根性船男ごころに つきささるうぶな女の 涙のしぶき何を

平和への祈り – 松山恵子

鳩よ かぎりなき この大空を抱け愛と勇気の 翼を広げて神が造った 自然のめぐみ汚しちゃならぬ 大事なものを鳩よ 鳩よお前が 護っておくれ鳩よ うるわしき この大

色去灯 – 松山恵子

窓に映った ふたりの影に石を投げたい くやしさをそっと押さえて 波止場へきたの霧よ隠して この涙そうよ私は もういちど 人生の始発の船を 待つ女噂聞いたの ひと

一葉記 – 松山恵子

想い寄せても 言葉に出せぬ出せぬ言葉を 綴る文字現世(うきよ)にごり絵 心の筆に涙にじませ 紅をさす恋の陽だまり 切り通し明治は遠く なりにけり大正も…… そし

お別れ公衆電話 – 松山恵子

何もいわずに このままそっと汽車に乗ろうと 思ったものを駅の喫茶の公衆電話 いつかかけていた馬鹿ね馬鹿だわ 私の未練さようなら さようならお別れ電話の せつない

アンコ悲しや – 松山恵子

赤い椿の花びら噛めばじんと眼に泌むちぎれ雲アンコ悲しや 都は遠い噂ばかりを残しつつ今日はあなたはアアア…どのあたり島の娘は他国のひとに惚れちゃならぬとみな言うた

十九の浮草 – 松山恵子

花の十九も 旅ゆく身では恋も情けも しょせんは夢かこんどいつの日 いつの日いつの日逢えるどうせ浮草 ながれの娘なまじ逢わねば 泣くまいものをつのる想いの せつな

未練の波止場 – 松山恵子

もしも私が 重荷になったらいいの捨てても恨みはしないお願いお願い連れて行ってよ この船でああ 霧が泣かせる 未練の波止場たとえ港の花でも 女は女嘘では泣いたりし

だから云ったじゃないの – 松山恵子

あんた泣いてんのネだから云ったじゃないの港の酒場へ飲みにくる男なんかの云うことを バカネほんきにほんきにするなんてまったくあんたは うぶなのね罪なやつだよ 鴎鳥

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