故郷(ふるさと)君から離れて 春はもう何度目だろう
「さよなら」も言えないまま 去った駅のホーム
新しい街の生活も 少しは慣れたけど
今もまだ人に合わせて 上手に笑えない
君とひとひらの夢を 手のひらに握りしめた
桜 舞い落ちる春を 忘れることなどない
振り返るベンチには もう花びらだけ
電車の窓際もたれて 街にも明かりが灯る
人混みのラッシュアワー 降りた駅のホーム
またたく都会の夜景も すごく綺麗だけど
寝転んでは 二人眺めた あの星は見えない
君と好きだった歌を 右左 分けて聴いた
古いイヤフォンを今も 捨てさることできない
振り返る 並木には もう花びらだけ
君とひとひらの夢を 手のひらに握りしめた
桜 舞い落ちる春を 忘れることなどない
振り返る ベンチには もう花びらだけ
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