村松徳一
星めぐりの歌 – 村松徳一
あかいめだまの さそり
ひろげた鷲の つばさ
あをいめだまの 小いぬ
ひかりのへびの とぐろ
オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす
アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち
大ぐまのあしを きたに
五つのばした ところ
小熊のひたいの うへは
そらのめぐりの めあて
オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす
あかいめだまの さそり
ひろげた鷲の つばさ
あをいめだまの 小いぬ
ひかりのへびの とぐろ
オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす
アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち
大ぐまのあしを きたに
五つのばした ところ
小熊のひたいの うへは
そらのめぐりの めあて
オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす
あなたが いない この世界は星を 無くした 夜空のよう未来を 沈めた 海眺めた静かに 囁く 白い波にあなたの 声が聴こえたよ少しだけ 側にいる気がしたんだ会いた
星を見るのが好きだ夜空を見て 考えるのが何より楽しい百年前の人千年前の人一万年前の人百万年前の人いろんな人が見た星とぼくらが今見る星とほとんど変わりがないそれが
凍てつく 冬空の六等星を 指でなぞる今にも 消えてしまいそうな君を 重ねた煌めく星座 シリウスが二人の道を 照らす僕らを つなぐ光はいま 同じ空で白息が 宙を舞
君の 涙 頬に溶け出して滲む 景色 動かないままでありのままいればいいさ澄んだ水のように心の森へと 深く浸み込んでいつか雲になり 美しい雨になれ僕の 胸に 今も
I, I wish you could swimLike the dolphinsLike dolphins can swimThough nothingNot
The water is wide, I can't cross overAnd neither have I wings to flyGive me a bo
そっと そっと 手をつないでどこまでも どこまでも もぐってみようだれもこないから 安心してきみのなかに ある 宇宙をみせてぼくらは 銀河の星つぶだよ遥かな 銀
伝えきれずにいた想い行き場をなくした吐息のよう白く染まってゆく街を凍える風がすり抜ける人気のない駅のホーム別の道に続くレール時が止まればいいのになそう思っていた
夕暮れ朱く染まる頃息もつけない記憶甦る逃げ場のない不安な日々聞こえた歌迷い込んだ道の途中探し続けた自分の居場所やっとみんなここにいて優しい灯に照らされて僕ら歌お