杉直人

長崎恋ごころ – 杉直人

(Woo… woo… ha…)

匂いたつよなうなじを見せて
何処へ行くのか あの女よ
着物姿(きものすがた)も艶やかな
灯りむらさき 恋ごころ
あああ 長崎 長崎は
ゆれる柳に 雨が降る

恋のもろさに目隠しされて
思い出させる 未練酒
通りすがりの 女なのに
どこか似ている 細い肩
あああ 長崎 長崎は
銅座 篭町 思案橋

(Woo… woo… ha…)

小雨まじりの丸山沿いで
男ごころを 迷わせる
せめても一度逢えるなら
きっと咲かせる 恋の花
あああ 長崎 長崎は
夢の華街 恋の街

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あぶんぜブルース – 杉直人

愛しい気持を フェリーに乗せてお前を迎えに 越えた海男ごころの 高鳴りをぶつけて砕ける波しぶきここは 長崎 あぶんぜ 海のまち哀しい女の あぶんぜブルースよ未練

おもいで港町 – 杉直人

雨の長崎 港町桜の花が 咲く頃に出逢えた君の やさしい笑顔似てる女だね 黒髪の薄い肩 仕草まで 面影浮かぶちょっとちょっと いい女汽笛遠のく 港町出て行く船に

漁師の舞台 – 杉直人

港出るときゃ 一番船でじっと出を待つ あらくれの腹が据わるよ 血汐がたぎる恋女房にもらった 御守り袋しっかり抱いて 気張って来るぜ漁場の修羅場を 選んだ俺の腕と

ペーロン祭り – 杉直人

暁の潮風 大漁旗に心も躍る 血も激る海の恵比須と大黒様よ年に一度の 大勝負見せるぜ 男の ぺーロン祭りああ 鶴の港に 声が飛ぶガキの頃から 幾年月か櫂の漕ぎ手が

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