月刊PAM

  • 光 – 月刊PAM

    君を照らしてるのは少し前の光今とは違ってさ、少しだけ冷たく見える「悲しいわ」君が呟き僕らは目を細める 優しく笑う世界が嫌だったすぐに消えちゃいそうに見えたんだ狭い路地裏から見上げた月がいつもより柔らかくて僕らはどこにも行きたくなかった 背中の羽が邪魔なんだって君は言うし僕から伸びた影は退屈な夜みたいで白く染まった人気のない街の中で凍えてた 「いつかこの光が私を暖かな場所へ連れていくとしたら悲しいわ…

  • 夢のような日々 – 月刊PAM

    触れられそうな月明かりたどり着いた夜の果て「世界の終わり」なんて都合いい言葉遊びだこれはただの夢だってわかってるよ醒めるって薄れてくんだって忘れてくんだって君によく似てる揺れる影の形そんなの全部朝になれば目を覚ましてすぐここがどんな場所かって思い出すんだ忘れてなかったまた掴めてなかった光射す部屋の真ん中でグラスに溶け残った季節の様だったただぬるいだけだったふらつく猫の形逆光越し、君が曖昧にうなづい…

  • summer noize – 月刊PAM

    夏のせいにして鳴り止まないこの歌は君のせいにしてしまえばいいんだろ?夜はシーンとして世界に取り残されたみたいだったんだ青で塗られていく終わらないはずの焦りや衝動もいつか消えていくんだって言葉は無力だな時間切れだってこの先は安全な道をどうぞってそんなの分かってる夏の夜、掴んでたはずの淡い蛍に似た光は指の隙間をすり抜けていった君が「綺麗だね」って呟いた鳴り止まないサマーノイズがまだ聞こえてるんだ僕らま…

  • happy end – 月刊PAM

    揺れ出していたのはさ夜更け過ぎだろうか見覚えのある柔らかい光照らされた指先は君をそっとなぞっていた夜はそこで不意に終わってしまう 逃げ出していたのさ夜明けまで待てずに変わらずにいられたらそんなこと思ってた僕らが描いていた行き止まった夢の話嘘みたいに綺麗なままなんだよ ハッピーエンドの後雨が降り出して皆大慌てで舞台を片付けるけど傘もささずに立ち尽くした君にどんな言葉をかければ良かったんだろう? 僕ら…

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