小石につまずけば 全てのものが憎らしく
安い酒に酔って また一つ夢を忘れてゆく
星は朝日に消えるのを
待ってるために光る
お前も悲しい運命だなと
道路の雑草ちぎって 夜空に投げてみた
ひゅう ひゅう ひゅう
ひゅう ひゅう ひゅう
ああ 風に笑われながら
見えない明日を探す 孤独な俺の風景…
深夜の線路沿い 煙草をもみ消しながら
ポケットに手を入れ 純情な心探してみる
さびたアパートぬくもりが
なんにもないこの部屋
慰め聞きたいお前の声
受話器を持ったり置いたり 今夜もしているよ
ひゅう ひゅう ひゅう
ひゅう ひゅう ひゅう
ああ 風に笑われながら
失くした夢を探す 孤独な俺の風景…
ひゅう ひゅう ひゅう
ひゅう ひゅう ひゅう
ああ 風に笑われながら
見えない明日を探す 孤独な俺の風景…
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流浪人 – 新沼謙治 一人 コップ酒 故郷(ふるさと) 思う夜は都会暮らしの 風が身に沁みる人が渦巻く 荒海で掴んだものと 引きかえに俺は何を 手放したのかがむしゃらに 生きてきた流
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くちづけ – 新沼謙治 傷ある心 寒いなら子供みたいに 甘えて眠れやがて夜明けの 終着駅に汽車はふたりを 運ぶだろう倖せに おくびょうなふるえる唇 ふさいでやろう涙の河を いくすじも越
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ヘッドライト – 新沼謙治 北へ走ろう お前と二人北は雪どけごろだろう春もあるだろうそんなに泣くなよ今夜からは二人だけだよふり向けばつらいことばかりの東京は捨てたよ夜霧にゆれてる悲しみのヘ