こんなもんだぜ 人生芝居生きてるだけでも 儲けもの筋を通して 不器用なりに雨の裏町 ちどり足不幸、不の種 自分で撒(ま)いてバカってもんだぜ 悔やむのは花の一生 無駄にもさせて憎かないのか この俺が柔(やわ)じゃ生きれぬ 柔では死ねぬままにはならない 何一つせめて最後は 畳の上で俺の裏町 夜が逝く