昼の海岸を、見下ろして
君と階段を登る街
暑さだって、忘れてしまったよ。
汗のかいた路地を横目に
君のリュックを目で追いかける。
僕は大気に恋してる 魚みたいだ!
今日を砕いて、何度も噛んで
味がしなくなった。
量を増やして泣き止めるなら。
春色めいて散り散りに夏
秋の円居に振り向けば冬
君を模して火を灯した。今羽ばたいていく。
涙の欠片、靡かす身体
光の速度に追いついていく。
君の飛行機の横につけるよ。
ここから飛ばしていく。
僕はまるで季節をプログラムするエンジニア
この息苦しさなんてわからないよな天使には反対のホーム、君は反対の方へ
街は暮れて、君がくれた夢がいつまでも無限
だから、今日もいつも通り
走馬灯の様にすぎる日々だろうと、
この光が消えぬようずっと守ってきた。
当たり前だ。無くさないよ、
あの日の手紙に触れ、
春の空に輝いた女神に向け。
鏡に翳り、傾く肩に
咲く花、咲かず去りゆく様も
君を模して、火を灯した。
まだ輝いている。
君に貰った言葉を纏い
痛みも五感の魔法陣は、
君のステージに昇華するよ。
ここから飛ばしていく。
昼の改札は
君が手を振る
夢の残り香はきっと消えない。
癒えない傷を袖で隠す。
君ならきっと迷わぬはずだ。
刹那の果実に替わる札束を燃やして
地図を書いた。
まだ飛べるってこと
生活をとめたら、耳を澄ませ
宇宙に向けアンテナを張ってよ。
地続きの天国、水を撒くよ
ここから咲かせていく。
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