拝郷メイコ

サーカス – 拝郷メイコ

たとえば君の隣で笑えることや
ふとした拍子に ぶつかる 夏のこの腕
小さなテントの中では 忘れてしまう
ふたりは とうに それぞれの 場所を探して

歩いてるの
今はここに
立ち寄ったの
意味は ないの
ほんの少しの間の 幻みたいに

季節が過ぎてしまえば 次の街へと
吹かれてくようにずっと 旅をするのね

ここではなく
ふたりじゃなく
誰かが待つ
他のどこか

宙返り ひらり 重力も捨てて
ライトのまんなか 繰り返す
サーカスのあいだ 何度も言いかけた
大事な言葉が ありました

鳴り止まぬ拍手に消されてく 夢のような時を
あと少しだけ
もう少しだけ

サーカスが終わる
演じる アンコール
ちょっとあの頃に戻れた
テントから駅へ 何度も言いかけた
大事な言葉が ありました
でも 飲みこんだ

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