折笠愛

  • 臆病にならないで – 折笠愛

    涙が乾いたら もう忘れよう見つけたり失くしたり 繰り返してあなのこれからが 色づいていくすべては一瞬のハプニングよ振り返るときは 懐かしい顔で微笑む 透き通る風に こころ泳がせて泣き虫だったヒロインに 別れのウィンク自分の人生 代役はいない臆病にならないで あした信じて… エイプリルフールと 勘違いする突然のトラブルが やって来てもくじけず あきらめず 逃げ出さないでまっすぐ前を見て 歩きだそうす…

  • BRAVE EYES – 折笠愛

    柔らかな陽ざしを頬に受け夢中で走ったと追い日よ揺れ動く時代(とき)の中でいま本当の愛を求めてる せつなさに胸を痛めて自分さえ見失うこともあった BRAVE EYES同じ希望 同じ悲しみを強く噛みしめて明日(あす)へ向かおうもうひとりじゃないから 風はただ僕を気紛れに弄びながら吹き抜ける辛くてもいつも負けないで砂漠で咲いてる花のように 優しさがあだになっても人はきっと優しさに救われるよ BRAVE …

  • わたしの青空 – 折笠愛

    喜びも悲しみも 人はみな違う色見知らぬ街 見知らぬ駅 見上げる青空 花を見て風を見て そっとたたずむわたし流れ行く季節の歌を やさしく抱きしめた はるか山や川の流れに ふるさとを想うとき甘くせつなく こころに映る 青空は輝いてる 夢と希望の虹を いっぱいにすくいとりどこまでも翔(かけ)てみせよう わたしの青空に 喜びも悲しみも 流れゆく雲に似てはてしなくつながる空に いつかは消えるだろう はるか山…

  • 恋愛の時空 – 折笠愛

    桜が散るころに偶然会いましょう見馴れない服を着て他人の顔をして もう一度 はじまるいつだって 戻れる長い時間をかけた最高の恋だもの あなたと出会ったあの頃のわたしはあなたのいちばんきらいなタイプだった いつでもわたしを無視してた あなたは話の合わないヤボったい男だったわ ああ 熱い恋に予感なんてない少しずつ 少しずつふたり 変わった 桜が散るころに偶然会いましょう見馴れない服を着て他人の顔をしても…

  • 恋は治外法権 – 折笠愛

    こんな内気な わたしでさえ今夜だけは 強引な誘いに 負けそう だれも落とせぬ 美貌だけどあなただけに 神様がチャンスを くれたわ スウィート・ルームくらいはこっちで 予約してあげる終電は 気にしないで 今夜は クリスマスだからなんでも できる夜どおし 無礼講よ めでたい 夜ならヤボは およしよ酒屋は 開いてるわ 裸のわたしを あら縄で十字架に しばるのよそれも いいじゃない キャンドル灯し 体中に…

  • 退屈なドラマ – 折笠愛

    あなたは窓辺で 足のつめを切ってる白いレースのカーテンが 揺れている 退屈なドラマを 見ているみたいな何も起きない ひとときが幸せに 思える そうね あの頃は「愛」 は激しいものと決めてかかってたわ あなたと わたしが同じ場所にただいるだけのしあわせ あなたと 何年 過ごしたのかさえもフッと忘れてしまうほどやすらかな ひととき そうね あの頃は「愛」 は激しいものと信じていたかもね あなたとわたし…

  • 第一発見者ブルース – 折笠愛

    道で拾った百円は落ちてた道のものじゃない道に百円 豚に真珠使い道さえ分からない 天然痘もラジウムも見つけた人が偉いのよ Want to be,Be my loverこの私を 見つけたあなたあなたのものよ ちっちゃい頃からワルガキで500で不良と呼ばれたわ懺悔のつもりじゃないけれど神社で眠れる美女となる かぐや姫もタケノコも見つけた翁が偉いのよ You’re the one! Be my…

  • 月のTRAGEDY – 折笠愛

    近くにいても あなたの心に辿りつく道 どこにもないのね違う軌道を 廻り続けてる地球と月とに とても 似てるね 戯れても 時が過ぎてもふたり さまよっているだけ ああ このまま黙って踊って いましょう朝がくる頃忘れていいわ まぶしい気持ちは溢れて いるけどあなたの夜をほんの少し照らすだけでいい 近づくことも 遠ざかることもあなたは決して 選びはしないわ ふたりの距離が 縮まらないことわかっているから…

  • そばにいるだけで – 折笠愛

    ペパーミント覗けば青い風が誘い日焼けした横顔グラスに映る 見知らぬ海に来て カモメを眺めては穏やかな時間が 過ぎて ゆくけれど そばにいるだけで幸せを感じてる 二人の午後手をつないでみる目を閉じて アイシテルって胸の奥で言ったらあなたに届くかしら タンドリーチキンを頑張るあなた見て堅くなった心がほぐれてゆくの あなたにもたれたら どこまでもゆけそう夕凪の海辺で 強く抱き締めて そばにいるだけで幸せ…

  • ei-en – 折笠愛

    話しかけたのは あなたから 雨上がりの午後好きになったのは わたしから 星の夜に ふたりは“永遠”あの時 そう思ったすべての時間を あなただけに 合わせて 心の中で育ち始めてる 小さな恋の記録終わらないしあわせを ここでずっと待ってる サヨナラですべて 終わるような 恋もあったけど立ち止まるたびに またひとつ あなたを知る ふたりは“永遠”あの時 そう思った生まれる前から きっと約束してた 心の中…

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