戸渡陽太

  • ささやかな約束をしよう~僕のルール~ – 戸渡陽太

    どうにでもなりそうな世の中で どうにもならないことがあるそれは遠い世界のこと 眼を閉じたなら消えてしまう 今までいくつ約束して そのどれほどを守れただろう今までいくつ約束して そのどれほどを破っただろう 優しい人になりたいと願うだけではきっとなれないんだ こんな素晴らしい世界なのに 散りゆく命が 流れてく血が 確かにあるこんな素晴らしい世界だから 星の輝きが 優しい言葉が 確かにある 僕の力は小さ…

  • 明星 – 戸渡陽太

    僕にしか出来ない事、その手で紡いで行け 変わり続ける空と時の流れの中で僕は僕たる所以をずっと探し続けている 息を吸って吐いてを繰り返し 愛を知って忘れて繰り返しありとあらゆる物事の波に ゆれて飲まれてここまで来たけれど今ここに僕がいる事は偶然?必然? はたまた、またまたはまやらわなんて具合に無意味に ただただ日々を漂っているだけなのか? 揺れ続ける自分自身の心の奥深くに眠る 本当の僕を思い出してよ…

  • Fall Out – 戸渡陽太

    行く当てもなく 彷徨ってたんだ世間の風に意味もなくたゆたいながら どこへでも行けると 思っていたんだ流れる雲に憧れてたあの頃 交差する運命、行き交う思惑にとらわれてしまったその輪から抜け出せる日を 僕は待ちわびている Fall Out Fall Outさよならをしよう、しがらみだらけのこの場所からFall Out Fall Outいつか夢見た、あの桃源郷の麓まで 溢れかえるんだ やりきれない気持ち…

  • Homesick – 戸渡陽太

    帰る場所は何処にも無いのに 何故だか時々ホームシックになるんだ故郷など、一つもないのに何故だか涙が溢れてくるんだ 茜色に染まってく 空を眺めて思う輪郭のボヤけた心の故郷 僕は何処へ帰ろう僕は何処へ帰ろう僕にとっての本当の居場所をずっと、ずっと探している 幸せはそれなりに感じてるけど 拭えぬ不安と憂鬱 うながされたように灯る、街のネオンの中にいつかの君の優しさを浮かべてる 僕は何処へ帰ろう僕は何処へ…

  • You and I – 戸渡陽太

    You and I You and Iこの身体さえも時々邪魔に思えるよ揺れて重なってひとつになってしまおう 息継ぎさえ出来ぬ世間の荒波に飲み込まれて 僕ら世界にふたりぼっち 君の心、僕の心、ふたつ寄り添いあっていつの間にか 僕の中の左心房奥に君が住みついている You and I You and Iこの身体さえも時々邪魔に思えるよ揺れて重なってひとつになってしまおう 溺れてゆく言葉と色と僕らふたり…

  • メランコリーな日々 – 戸渡陽太

    散らかり放題の部屋の中気がつけば今日も眠れずに窓から朝日が顔を出して僕を迎えにくるよ溜まってゆく一方の仕事や悩み事を片付けられずに追い込まれたりして 凝り固まった脳みそにコーヒーを流し込んであげようそうすれば少しはマシなアイデアで乗り切れられるそんな気がしていたけれどどうやらガス欠気味の僕の心は安らぎを求めてる 重たい瞼の裏いつかの青写真が浮かぶ ここからどこまで行けばあの日夢見た場所にたどり着け…

  • 灰色のユートピア – 戸渡陽太

    笑えない出来事、オプティミストな君のスマイリーフェイス嘘みたいな人達に、僕の心と体は離れ離れになってく 乱立する噂話、本当の所 本当がわからない狂気に満ちた博愛主義者が大通りを大声で過ぎ去ってく なんだかんだで、てんやわんやして、あれやこれやって言ったって今だに何も変わりやしない。ならばなんやかんやで、めちゃくちゃにしてむちゃくちゃにしてやろうだってここは僕らのユートピアだから なんとなく灰色の空…

  • Happy – 戸渡陽太

    慌ただしい日々に疲れてため息ばかりをこぼしては遠い空を眺めてた そんな時には思い切って僕のことなど誰も知らない遠い遠い場所へ行こう 頬を撫でる緩い風に誘われるがままに地平線の彼方をも飛び越えてゆけば、たどり着く 懐かしくて暖かいそんな日々を求めていたんだ何だか胸がくすぐったいそれを僕は幸せと呼ぶんだ 人は弱い生き物だから1人では生きてなど行けない改めて思い知ったそんな夜 でも時に人は強くなる沢山の…

  • Beautiful Day – 戸渡陽太

    わからない事ばかり わからない事もわからなくなっていつしか自分自身の事さえも見失ってしまってそんな時に見かけた ひしゃげた脚で踊るバレリーナ何故だかわからないけどその姿を何となく眺めていたら涙が溢れた Oh..Beautiful Day それでも日々は続くよ 迷走に迷走を繰り返しついて行けなくなった人達をふるい落として行きながらそんな時に見かけた スクリーン越しに映るチャップリン悲劇を喜劇に変えて…

  • Sydney – 戸渡陽太

    揺れるカーテン 真新しい日差しが脱ぎ散らかした二人の服とくしゃくしゃのベッドの中で無邪気に笑う君の姿眩しく照らした 埃にまみれた窓の向こう形を変えて流れて消える雲たちこれからの僕らを待ち受ける未来は一体どんな形をしているのだろう? 止まらない諸行無常の世の中の中で僕らの愛に終わりはないと信じてたいんだよ言葉をも飛び越えたその先にある物を僕は求めている 孤独をぶつけ合いながら歪に尖った心は丸まって行…

Back to top button