2F – 幻想ばっどえんど

何不自由もないという名の不自由を壊して
僕等は歩いていく

液晶越しのどんな悲しいNewsでも
乾く瞳冷えた脳に安堵したフリで
誰かしら誰しも見張られてる
興味も散漫で世の中に飽きた

時間はある一定の速度だとして
君の世界に追いつく方法は？
時間に追われて息切らしながら
大気上に君を照射して走れ

小さな過呼吸続き
柔らかい微熱おび
何故か悲しくて愛しい？
感情の名教えて

理解出来なくて

数cm先に
答えがあると信じて
世の中の
悲しいNewsも冷めたこの生命さえ
守りたいこの場所で歌う今だけは
僕は正常になれるよ

液晶越しどんな悲しいメッセージでも
乾く瞳冷えた脳に安堵したフリ
予定調和の丸い収容所
この個性は誰にも奪われない

小さく頷いたら
大きく息を吸って
両手あげれば聴こえる
鳴り止まない手と手

この音幸せ

数cmずれた世界線
今日僕等は出逢えた
埃まみれのこんな小さな小屋で
照らすスポットライト
やっと1つになれたね
誰にも邪魔させない

冷え切る前にその
取り繕った
好きな打ち方で
このハートを鳴らしてよ
安い嘘ばっか飛び交って
馬鹿になりそうなその脳揺らす
声の鳴る方はこっちだよ

数cm先に
答えがあると信じて世の中の
悲しいNewsも冷めたこの生命さえ
守りたいこの場所で歌う今だけは
僕は正常になれるよ

僕等
何不自由もないんだって
気付かないフリして
日常に戻ってもさ忘れないでいてね
数cmズレてもまた元に戻れるよ
不自由を壊し歌う