平たか子

縁 – 平たか子

春 桜舞い散る 城下町
三味線 奏でる 花の音
月夜の宴は
人びとの 絆を 深め
えにしよ ひろがれ

夏 ねぶたに灯る うすあかり
三味線 奏でる 愛の音
祭りの宴は
人びとの 想い出 抱いて
えにしよ ひろがれ

秋 木の葉燃え立つ 山里に
三味線 奏でる 風の音
実りの宴は
人びとの 希望を 明日へ
えにしよ ひろがれ

冬 みぞれ木枯らし 銀世界
三味線 奏でる 雪の音
星夜(せいや)の宴は
人びとの 生命(いのち)を つなぎ
えにしよ ひろがれ

星夜(せいや)の宴は
人びとの 生命(いのち)を つなぎ
えにしよ ひろがれ

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幸せ音頭 – 平たか子

花は咲いてもみんなの幸せ まだですか今日という日は いちどかぎりの花舞台優しさあつまり 笑顔あつまり幸せ 届いて 歌って 踊って命の花を 咲かせましょう命の花を

昭和舟歌 – 平たか子

世間に背(そむ)き 義理に泣き故郷(ふるさと)はなれた 遠い日々舵とるおまえ おれが櫓(ろ)でふたりで渡った 浮世川涙の先に 明日(あす)を見ていい夢さがしに 

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