島和彦
志津子 – 島和彦
志津子と 呼べば
霧が流れる
俺の心に からみつく
霧は志津子の 溜息か
……………………
俺はお前が 好きだった
志津子と 呼べば
霧が流れる
ヘッド・ライトの 束の間に
白いうなじが またうかぶ
……………………
消えておくれよ なにもかも
志津子と 呼べば
霧が流れる
未練ごころに つまづいて
泣いた男が ここにいる
……………………
きっとしあわせ なっとくれ
志津子と 呼べば
霧が流れる
俺の心に からみつく
霧は志津子の 溜息か
……………………
俺はお前が 好きだった
志津子と 呼べば
霧が流れる
ヘッド・ライトの 束の間に
白いうなじが またうかぶ
……………………
消えておくれよ なにもかも
志津子と 呼べば
霧が流れる
未練ごころに つまづいて
泣いた男が ここにいる
……………………
きっとしあわせ なっとくれ
雨の夜に あなたは帰るそんな気がして ならないのすがりついたら 離さないわ濡れたあなたの カルダンコートこれもかなしい 夢かしら雨の夜に あなたは帰るまるでなん