峰香代子

卒業(Single Version) – 峰香代子

2人でよく歩いた駅へ続くこの道
相変わらずあなたは あの日好きだといった

長い髪が好きですか?

伸ばした髪も卒業出来ぬまま
また春になって歩いていくけど
桜の花びら舞散る季節に出会った日から
今でもあなたを想います

夢を選んだあなたの遠ざかる背中は
今日の春風のように両手をするり抜けて
夏の方へと駆けて行きました

桜の花びらは今もあなたの
甘い匂いを運んでくるけど
桜の花びら舞散る数ほど過ぎ去った日々は
私を大人にさせました

答えはわかっているのに なぜまだ想うのでしょう
儚く散りゆくのなら なぜ咲き誇るのでしょう
また次の春 咲く為でしょうか?

桜の花びら舞散る空から降り立ったのは
恋の終わりで
まぶたの裏側消えない思い出も悪くはないと
笑える明日へ渡ろう
卒業

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