岩本公水

  • 浮草の舟 – 岩本公水

    つなぐ手と手に 温もりあればどんな波風 吹こうともついてゆきます ついてゆく寒い夜空の 星だっていつか希望の 星になるあなたと流れる 浮草の舟 雲の切れ間に 日差しがのぞくそうと信じて 春を待つ向かい風でも いいんですそばにあなたが いればいい明日(あす)は背中(せ)を押す 風になるふたりで流れる 浮草の舟 何がこの先 待ち受けようと俺のみちづれ おまえだけ言って私の 肩を抱くそんなあなたに 寄り…

  • 朱鷺色の夢 – 岩本公水

    波のかなたの 島影をもえる夕陽が 焦がすころ夢を追いかけ 希望を抱いてひとりあなたは 出て行った約束信じて 待ってます手をふる涙の 恋港 佐渡の海鳴り 波枕恋のてびきの おけさ節 空に横たう 天の川川をはさんで 星ふたつ年に一度は 逢えると聞いたずっと私は ひとりなのかがやく星さえ 恨めしいあなたが好きです すがりたい 白いカモメに なれたなら飛んで海峡 渡るのにきっと必ず 帰って来てね待っており…

  • 瀬戸内みれん – 岩本公水

    契り結んだ 琴弾山(ことひきざん)は利休鼠(りきゅうねずみ)の 雨が降る松の木立(こだち)の 有明浜の寛永通宝(かんえいつうほう) 砂の絵は…今日が見納め あなたの町も遠く霞(かす)んだ 瀬戸内みれん 萬(まん)にひとつの 盲(もう)亀(き)の浮木(ふぼく)やっと掴(つか)んだ 果報者夢もつかのま 二人の恋はどうにもならない この世では…許せなかった あなたの嘘がおんな身を退(ひ)く 瀬戸内みれん…

  • なかせ雨 – 岩本公水

    寂しいものね 雨の音ひとり呑んでるこんな夜(よ)は…あなたは来ない電話途中で 切った理由(わけ)なら知りたくないの駄目よだめだめ 疑えばお酒が別れの 味になる 侘しいものね 街灯り一つ二つと消えたのに…あなたは来ない窓のしずくを 指でたどれば知りたくないのきっと何処かで 見せている優しい男の その仕草 酔えないものね 手酌酒雨で忙しすぎるのね…あなたは来ない嘘と本当の さかいあるなら知りたくないの…

  • 憂愁海峡 – 岩本公水

    ひと月待てれば ふた月待てるつらい言いわけ 泣くばかり逢いたいよ あの人に波よ 風よ 伝えてよ愛だけが 命なの…憂愁海峡 俺だと思えと この簪(かんざし)をそっとわたしに 握らせたその声が 離れない港 夕日 しずむ夢愛だけが 命なの…憂愁海峡 何度も恋など 出来ない女せめてカモメよ 伝えてよ波止場にも 春は来る暗い 遠い その先は愛だけが 命なの…憂愁海峡 人気の新着歌詞 ふたり舟 –…

  • 東京砂漠に咲いた花 – 岩本公水

    ボストンバッグを 足もとに置いて夕暮れを 眺めていたわあれは十八…そしてわたしは あなたに出合いビルの谷間で 恋をした小さな星一つ 東京砂漠 訛(なまり)が取れない 不器用な娘(こ)だと言われれば よけいに黙るそんな子だった…逃げちゃ駄目だと あなたは叱り生きる勇気を 教えたの一人じゃ暮らせない 東京砂漠 お前の倖せ 祈ってるからと別れぎわ 握られた手に泣いたわたしよ…今があるのは あなたのおかげ…

  • 秋田音頭 ~公水バージョン~ – 岩本公水

    ヤートセー コラ秋田音頭です(ハイ キタカサッサ コイサッサ コイナー コラ)いずれこれより御免こうむり 音頭の無駄を言うあたりさわりもあろうけれども サッサと出しかける(ハイ キタカサッサ コイサッサ コイナー コラ)秋田名物八森鰰々(はたはた) 男鹿で男鹿ブリコ能代春慶(のしろしゅんけい) 桧山納豆 大館曲(おおだてまげ)わっぱ(ハイ キタカサッサ コイサッサ コイナー コラ)何につけでも一杯…

  • VIVA VIVA 演歌 – 岩本公水

    聴いてください このひと節を夢と希望を お届けします愚痴をこぼせば きりないこの世後ろ振り向きゃ 夢がないVIVA VIVA 演歌VIVA VIVA 演歌 VIVA 演歌演歌(うた)があるから 頑張れる ガンバれる 雨に打たれて 草木も伸びる苦労しなけりゃ 明日は来ない涙ふり捨て 歩いて行こう雨が上がれば 虹も出るVIVA VIVA 演歌VIVA VIVA 演歌 VIVA 演歌演歌があるから 頑張…

  • なさけ舟唄 – 岩本公水

    ゆらり流れる 川もある石ころばかりの 川もあるこんな小さな 舟だけど流れてゆきます ふたりして命つないだ 舫(もや)い舟絆結んで なさけ舟唄 桜舞い散る 川もある木枯らし泣いてる 川もある悔いはしません 悔やまないあなたがいるから 辛くない夢の水棹(みざお)に 手を添えて心重ねて なさけ舟唄 瀬音やさしい 川もある深くて淀(よど)んだ 川もある木(こ)の葉みたいな 舟だけどあなたとふたりで どこま…

  • 雪うさぎ – 岩本公水

    まるいお盆に 雪を盛りふたり作った 雪うさぎしあわせすぎて 感じないすきま風 寒々といまは心に 突き刺さる 捨てて忘れる 恋ならば優しさなんか 残らない嘘つきだって かまわないあの人の 面影が夢でいまでも 手をさぐる 窓の外には 誰を待つひとりぽつんと 雪うさぎ薄日よさすな 雨降るな南天の 赤い目が溶けて涙に 変わるから 人気の新着歌詞 ふたり舟 – 岩本公水 怒涛(どとう)渦巻く こ…

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