岡田しのぶ

名月浅太郎 – 岡田しのぶ

一目見たさに 故郷に戻りゃ
昔ながらの 上州月夜
浮かれ囃しも 追われの身には
ほんにせつない 祭り唄
涙かくした 涙かくした 三度笠

思い出すなぁ…あの山も あの月も
みんな昔のまんま
おふくろさんは 達者でいなさるか
この川越えりゃあ あと一里
なのに何でェ やけに 草鞋(わらじ)が重たく
ならぁ…

義理と情に ついはさまれて
いつか落ち目の 街道ぐらし
恋のさだめも 堅気の俺も
一度流れりゃ 草の露
呼んでみたとて 呼んでみたとて
帰りゃせぬ

なまじ小粋に 別れたせいか
めっぽう夜風が沁みやがる
旅から旅へ ねぐらを追われ
末は野ざらし 吹きさらし
こんりんざい けちな顔(つら)など見たかぁねぇと
叱って下せぇ おっ母さん!

墨絵ぼかしの あの峰越えて
渡る雁がね また旅の空
なんの浮世にゃ 未練はないが
なまじ濡れまい 里しぐれ
明日も流転の 明日も流転の浅太郎

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いのち預けて – 岡田しのぶ

どしゃ降り雨に 濡れながら泣いてる私に 声かけた人涙の訳は 聞かないで無茶はするなと 叱ってくれた生きる支えの 人だからいのち いのち預けて あなたと生きる人の

珠洲岬 – 岡田しのぶ

髪の乱れが 風のせいならあなたのせいね この涙どんなにあなたを 恨んでみても恋し恋しと この胸に寄せては返す 未練の波よここはさいはて 珠洲岬宿のランプの 灯り

こんな私でいいのなら – 岡田しのぶ

雨に打たれて 流されてあなたのやさしさに 辿り着くきっと明日は 晴れになる生まれ変わるわ あなたの愛でこんな私で いいのなら私の一生 あなたにあげる恋を夢みて 

別れの連絡船 – 岡田しのぶ

別れの辛さを 連絡船が汽笛を残して 今遠ざかるご免なさいねあなた 怒っていますか待ってる男の 花道をどうぞ歩んで 下さいねあなたのしあわせ 祈ります切ない涙を 

夢契り – 岡田しのぶ

季節(とき)は流れて 貴方も消えて心もからだも 痩せてゆきます風の便りを 追いかけて逢いに来ました 能登岬誰に思いを 話せばいいの恋しい貴方は あなたは何処に今

お吉 恋情け -女殺油地獄より- – 岡田しのぶ

帯をほどいて 抱いてとすがるお吉はあんたが いとおしい十年先の 思案より今や今やで 燃えつきるのは思い濡れ髪 みだれ紅初めはほんの遊びやったのが、今はほんに夢中

しぐれ海峡 – 岡田しのぶ

逢ったときから 別れもあると思いひとすじ 尽くしたのしぐれ海峡 女がひとり世間せばめて 船に乗るあなた さよなら…わるい女よ このわたし腕に抱かれりゃ うるおう

一度でいいから – 岡田しのぶ

おまえと呼ばれた うれしさに熱い涙を かみしめる一度でいいから やさしい胸に胸にあまえて みたいのよ逢えてよかった よかったわあなた、しっかりしっかり抱いててよ

命の絆 – 岡田しのぶ

この世にひとつの 命なら誰かの支えに 生きようとあなたは心の 病葉に希望という名の 明日を見る海を渡るカモメさえ 幸せを探し遠い空の下には 涙に生きる人がいる命

おもいで暮らし – 岡田しのぶ

嘘つきあなたが ネオンに化けた追いかけた泪で にじんだ夜そっとまっ逆さま 落っこちたまま思い出地獄抱かれた胸が あったかかったくちづけられて 泣いちゃった私だけ

男命 – 岡田しのぶ

一度限りで 二度ない命風にさらすな 粗末にするな握りしめてる 拳の中の夢が湿れば 明日(あす)がない月も片割れ なぜ曇る苦労積み石 抱かせたままで花も咲かせず 

娘道成寺 – 岡田しのぶ

恋の「いろは」は 誰からも習わなくても 覚えます募る思いを 知りながら逃げる男の 憎らしさ待って 待ってください あなた娘ひとりの 道行(みちゆ)きは桜吹雪も 

能登絶唱 – 岡田しのぶ

袂(たもと)でかばう 頬を打つ能登半島は あられ雪負けて弱音を 吐いたなら母を泣かせた 甲斐がない愛をつらぬく 道行は波も試練の 日本海親の目忍び 夏の旅キリコ

雪の南部坂 – 岡田しのぶ

無念晴らすと 二年越し待ちかねたぞよ 内蔵助あいや 討ち入りなんぞ 夢ですと立ち去る姿 憎らしや蛇の目に雪降る 南部坂瑶泉院さま、ご覧ください、先ほど大石様がそ

昭和生まれの渡り鳥 – 岡田しのぶ

四角四面の 世間とやらを丸い笑顔で 生きられたなら楽しじゃないかくよくよするなよ めそめそするな今日が駄目でも 明日があるさ昭和生まれの 渡り鳥エ エー渡り鳥ひ

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