山本彩

  • ボクたちのスタート – 山本彩

    「おはよう」まだ眠いなぁ朝ごはんはなんだろな Morning今日こそ となりの席のあの子にはなしかけてみたいな ボクにできるかなぁ ちょっぴり不安だけれどきっとみんな一緒 楽しんじゃおうよ!ワッショイ ワッショイ パワフルチャンス!! ピピピ ピカピカ一年生 最強あれもしたいし これもしたい ピピピ ピカピカ一年生 にじいろなにいろだって なれるんだ Ah あの空まで走ろうよみんなでヨーイドン 「…

  • カフェモカ – 山本彩

    甘くてほろ苦いひととき両手握ったカフェモカみたい冷たい風が包むけどたまにぶつかる肩が 体火照らせてく 「すっかりもう寒くなったね」なんて話しながら紅葉のトンネルを歩くいつもよりわざと歩幅を狭めて 甘くてほろ苦いひととき両手に握ったカフェモカみたいだ冷たい風が包むけどたまにぶつかる肩が 体火照らせてく さっき見た美術館の絵も忘れるほど綺麗な瞳でまっすぐにこっちを見ないで心臓が あぁ、うるさいや ミル…

  • 木天蓼 – 山本彩

    ただいまの声と共に廊下響く錠下ろす音 丑三つ時おかえりだけ呟いて問いただす声は喉の奥引き返す 気づいてないフリするのもそろそろ疲れてきたわくたびれたシャツが纏うのは誰の匂い? じっくり愛撫して 余計なことなど何も考えられないくらい何食わぬ顔に寂しさ隠しながら 爪を研ぐ 機嫌伺う態度もただ傷つけない為の 優しさ覆った嘘もいらないいらないいらないよ無骨な指先が 覚えている肌は私だけでいい 印をつけるよ…

  • KIRAKUモンスター – 山本彩

    Hey You! 調子はどうですか?やらかしちゃって凹んでんだ真面目すぎる ピュアダイヤモンドでも、そんなところが眩しいね あぁ、今日はツイてない日かもって決めつけるのはまだ早いかもそんな時はこう唱えてごらん「盛り上がってきました!!」 吸って吐いて深呼吸したらまぁいっかって笑ってメンタルのリカバリー KIRAKUモンスター 開き直ればほらLevel Up!誰にも入れないセカイですくすく育てKIR…

  • Seagull – 山本彩

    小さな頃に数え切れぬ程見てた雲かき分け空飛ぶ夢いつの間にか 見なくなったのは諦め上手な大人になったからか オレンジ色に照らされた海 水面が煌めいて足元に迫った波に飲まれないよう裸足のままで踏ん張っている 思いっきり羽を広げたなら飛び立とう今からはさ 夢の中じゃなくてこの現実(せかい)で過去もそう未来もこの背中に全部乗せほんの少しの風で 何万キロも先へ向かって進める 自由は見えてくる どんなことも無…

  • Nocturnal – 山本彩

    時計の針はてっぺん 有象無象の声夜が動き出すとき煌めくネオンライト 手招きしているそれじゃあ 出かけようか どこからか聴こえるMusic合わせリズムと鼓動が重なる Rat tat tatで踊れば気分はまるでシンデレラ追っかけたってもう駄目だ夜に消えゆく そうイレイザー群れるとか媚びるとか そういうの性に合わない遊び疲れたらただ眠るだけおやすみなさい 底が見えそうな浅い欲など煙たいだけ寂しそうに見え…

  • 風の日 – 山本彩

    こんな顔を見せるのはほんとは好きじゃないけど僕だっていつも ピエロみたいに笑えるわけじゃないから 雨の日には濡れて 晴れた日には乾いて寒い日には 震えてるのは当たり前だろ次の日には忘れて 風の日には飛ぼうとしてみるそんなもんさ 泣いたことのない君はとても弱い人だから誰かに見られて優しくされると崩れそうになるけど でも 雨の日には濡れて 晴れた日には乾いて寒い日には 震えてるのが当たり前だろ次の日に…

  • 残影 – 山本彩

    忘れないように 確かめる あなたが居た日々を空の青さを 花の色を 締め付ける孤独を この先もずっと 消えることなどないけどこのままじゃひとりぼっちに慣れてしまいそうだから いつか終わる その時にはまた笑顔に会えたら 追いかけている 探しているまだ残る面影あるはずない奇跡が過ぎって欲しいものは永遠なんかじゃないただあなたと過ごす一瞬 守り続けた 約束の花が咲き乱れて教えてくれる 今もここにあなたがい…

  • ブルースター – 山本彩

    心を殺すとか 欲を捨てるだとかずっともう癖になってた誰も気付かないし それでもう良いのにどうしてわかっちゃうの あまりに尊いものみたいにそっと優しい手で触れるからいつか鍵かけたはずの錆びた心ゆっくり今開いていく あなたの背中も 息も言葉も私を私にする魔法2人で手を伸ばしたら 月にだって届きそうな気がしてるそう信じたい 分かり合えることが 嬉しいことだとかたまに苦しいとかあなたの手を取ってから 知っ…

  • 劣等感 – 山本彩

    あの子にあって、私にないものは一体何個あるんだろうTVに映る人、すれ違う人を見ては比べている 自己愛など縁がない特技と言えば自己否定くらい これじゃダメこれじゃダメ囁くのは私か、雲の上見下ろしてる誰かこれでいい、これでいいそう呪文を唱えていないと劣等感に殺される 私の目は他人のモノがやたら綺麗に映るまるでアプリで加工したみたいに満たされない、選ばれない、越えられない報われない、才能ない所詮、自分は…

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