山口ひろみ

  • チャンチキおけさ – 山口ひろみ

    月がわびしい 露地裏の屋台の酒の ほろにがさ知らぬ同士が 小皿叩いてチャンチキおけさおけさせつなや やるせなや ひとり残した あの娘達者で居てか おふくろはすまぬすまぬと 詫びて今夜もチャンチキおけさおけさ おけさで 身をせめる 故郷(くに)を出る時 もって来た大きな夢を 盃にそっと浮べて もらす溜息チャンチキおけさおけさ泪で 曇る月 人気の新着歌詞 ゆめ暖簾 – 山口ひろみ 渡る世間…

  • 人生こぶし – 山口ひろみ

    でこぼこ道に 咲いてた花も踏まれて堪えて 生き延びられてようやく日の目 見ることできた人生キリリと 鉢巻(はちまき)しめてこぶしを握って こころが勇(いさ)む SL煙(エスエルけむり) こころの迷いそれでも前に 進まにゃならぬこの峠(やま)越えりゃ 何かが見える人生行路と よく似ているねこぶしを握って 汽笛を鳴らす 涙と笑い 生きてる証拠どうにか俺も 他人(ひと)さま並みにこころの痛み 分かってき…

  • 恋問海岸 – 山口ひろみ

    嘲笑(わら)われたって かまわない未練な愚かな 私です戻らぬ人だと わかっていますそれでもこの愛 命のかぎり恋問(こいとい)海岸 寄せ来る片瀬波ハマナス咲いて 誰を待つ この唇も この肌もあなたのものです これからもこの恋断ち切り 出直せたなら誰かと幸せ つかめるものを恋問(こいとい)海岸 散らばる貝殻は叶わぬ恋の 抜け殻か あなたを今日で 許します至らぬ所は 私にもあなたのそばには 綺麗な女(ひ…

  • しょくいくぼうさいのうた – 山口ひろみ

    もしも停電した時は あわてなくても大丈夫蓄光シールでお部屋キラキラ プラネタリウムがはじまるよ もしも大きく揺れた時 あわてなくても大丈夫机の下で身を守ろう ダンゴムシポーズをきめちゃおう もしもの時の合言葉 みんなで一緒におぼえようおさない かけない しゃべらない もどらない ちかよらない「おかしもち」 ローリング ローリングストック 必要なもの備えようローリング ローリングストック 少し多めに…

  • 三井の晩鐘 – 山口ひろみ

    くれてやります 男をひとり今日であなたを あきらめる離れた心に 縋(すが)るのはみじめなだけです つらすぎる琵琶湖疎水(びわこそすい)の 岸辺にたてば三井の 三井の晩鐘 心に沁みる 熱い吐息に 包まれながら聴いたあの日の 雨の音幸せやっぱり 続かないこぼれていました この手から夢を見ました 束の間夢を三井の 三井の晩鐘 涙を誘う 捨てて行きます 思い出全部重た過ぎます この胸に男と女は 五分と五分…

  • 知床愛歌 – 山口ひろみ

    逢えたその日に 仲間と呼ばれ今朝は別れか フレペの滝の岩に乙女の 涙も咲いてうしろ髪ひく 知床岬 足を沈めた 満杯船(まんぱいぶね)が波をけたてて ウトロへ帰る今日の漁獲(えもの)を あの娘(こ)に贈る海の男は しあわせ者よ 浜で囲んだ チャンチャン焼きの熱い煙りは 契りの煙りカニの甲羅で 地酒を汲めば人の温もり こころに沁みる 白い流氷 カスリに染める風は小粋な あのルシャおろしさらば知床 また…

  • 哀愁港町 – 山口ひろみ

    霧笛が遠く 聞こえる宿に私一人を 残したまま何も言わずに 出て行(ゆ)くなんて外は無情の 風が啼(な)くあなた恋しい 哀愁港町 いつか望んだ 女の夢も今は悲しく 遠ざかる追うに追えない 空(むな)しさだけが未練積み荷の 船が行(ゆ)くあなた切ない 哀愁港町 惚れていたから 私の負けと一度恨(うら)んで 拗(す)ねた夜想い切ない 愛しさばかり沖は漁(いさ)り火 雪が舞うあなた逢いたい 哀愁港町 人気…

  • 大間崎 – 山口ひろみ

    今頃あなた どこにいる答かき消す 海峡飛沫(しぶき)すべて捨てて ただひとりあぁ… 逢いたくて追って来ました 追って来ました大間崎(おおまざき) 叶わぬ恋と 知りながらあの日抱かれた 愚かさつらさ何も言わず 身を引いたあぁ… 後ろ影霞む灯台 霞む灯台大間崎(おおまざき) 私をひとり 置き去りに女泣かせの 最北岬口紅(べに)の色も 寒々(さむざむ)とあぁ… 震えます望み果てない 望み果てない大間崎(…

  • 古い珈琲屋 – 山口ひろみ

    私に似ている女(ひと)が 描かれた絵が港の近くの古い店に あるときいたそれは幸せな昔 たった一枚だけどあなたが私を描いて くれたもの私と暮らしたあの日 小さな部屋初めてあなたが描いてくれた ものでしょうか 私が描かれた女(ひと)は 笑顔のままカフィーの香りの匂う店で 暮らしていたあの日描きかけのこの絵 たった一枚だけをあなたは大事にかかえ 部屋を出た私はこうして 今もみつめている別れの理由(わけ)…

  • やっぱり惚れちゃった – 山口ひろみ

    誰かにやめろと 言われても女心は 熱いまま遊び上手の 噂なら耳を 耳をふさいで 聞かぬふり惚れちゃった 惚れちゃった 惚れちゃったやっぱりあなたに 惚れちゃった 私の気持ちを 知りながらわざとあなたは 知らぬふり恋に奥手の この私嬉し 嬉し恥ずかし 口紅(べに)を引く惚れちゃった 惚れちゃった 惚れちゃったやっぱりあなたに 惚れちゃった あなたの笑顔に 出会うたび甘く揺れます この胸が好きな男の …

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