オレンジ色がすりガラスから顔を照らす
なんだか今日は君に会いたい
おもしろいくらいペダルが軽い
シャレにならないくらい心臓がうるさい
ミトメナイ 君を好きだなんて
ミトメナイ きっとそんなのじゃないと思うのです
風も通れないほど近づく君
策士だね 見破れた僕はもっとうわ手さ
ミトメナイ 君を好きだなんて
ミトメナイ きっとそんなのじゃないと思うのです
「ほら認めてごらん あの子が大好きと」
その声がさっきから胸の中で聞こえるのです
いや絶対認めはしません
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「お願い、乾かして」「嫌だよ、面倒臭いからでもどうせやるまで頼むんでしょ?」僕は嫌々ドライヤーをかけたそんなやり取りがほぼ毎日続いていつしか当たり前になってただ
卒業式の写真の僕とふと目が合った生意気そうにこっちを見ていた怖いもの知らずの視線の先にどんな夢描いていたのだろう今はもう思い出せない君が選んでゆくいくつもの分か
求めているのは完璧?それとも安定?あぁそれには賛成でも結果は反比例「そうだよなぁ」なんてセリフ聞き飽きたよ何TAKE?けど何故か人は夢見る今日も自分着飾るサムネ
歴史に刻まれるような英雄になりたいってたしかに誓ったはずなのに3年後は何かに夢中になってるかなダメだ 3日後のことで精一杯愚痴をこぼすたび チャンスも出逢いもこ
また優しくしてまた笑いかけて全部お見通しなのそのずるい偽物のえくぼ「うん、似合ってるね」そう呟く目線と心の奥底を見透かしながら争いを嫌うわたしの言葉が本音の邪魔
そりゃ嫉妬くらいするよ 人間なんだからそりゃ嫉妬くらいするよ 君を好きなんだから逆にしないと思った? それとも君の計算の内?下北沢の長いエスカレーター 後ろから
あぁ ビルの向こう 遠くへ行こう何も怖くないよ あなたとならこの角を曲がった通り昔そこで撮った写真変わってないのは僕の幼さだけだねあなたと出逢って強くなりたいと
シーツに残ってるお前の匂いでふと現実に引き戻されてお前の生きた証達が今は俺を締め付けるこれはお前がした最後のイタズラなのかもねもう会えないんだね やっと実感して
柔らかくも硬くもないコレといってクセもないこの髪の毛鏡の前ひとつため息ついて目を擦る「何かしないとやってらんねぇ!」勢いで美容院に駆け込んだ伸びた前髪はいつもよ
どんないいフレーズもどんないいメロディーもありふれてるこの世界で一体君に何を歌えるんだろう「君のピースで人生のパズルが完成だ」なんて君に告げたらきっと笑われるだ
僕に会いたくなる時はきっと恋を失くした後だろうそれでもいい 鍵をかけずドアを開けて待ってるから今年の初雪が真白な世界に街を染め上げた君のいない初めての冬がもう始
君ん家の最寄り駅いつも歩いてたこの道もうこの景色を見ることもないのかな君が行きたいって言ってたあの場所も「じゃあ今度行こうね」って言ったまま結局行けずに何気ない
カレンダーを変えられずいる一月を受け入れたくなくて僕はまだ次の恋に進む準備なんてできてない明日はどうやり過ごそうかそろそろ髪も伸びてきたなそうさ僕はいつだって目
春の風に君の髪がなびく車走らせ 行こう遠くへ「今日晴れたのは私のおかげだね」やっぱり君にはまだ勝てないみたいだあの時君を諦めていたらどうなってたのかなふとそんな
「やっぱり叶いっこないや」と泣いた手は震えて血が滲んでたどうして?と聞いても誰も答えてくれやしなくてただ情けなさとボールを壁にぶつけたでも人前では弱音を吐かなか
なんだろう 私らしさって強く地団駄を踏んでもこの世界はぴくりともしないんだ参加賞 いつも決まってやれるだけやってみたって増えるのはいらないものばかりだタラレバベ
「また来年も来よう」って砂浜に描いたイニシャルはどこを探しても見つかるはずもなくて緑が紅に変わって抜け殻の海と記憶は今でもあの夏に戻りたがっている服着たまま飛び
白いワンピースよそんなに彼女を引き立てないでくれないかTシャツ短パン姿で隣を歩いていいのだろうかまいったな話のネタも出し尽くして無言の合間を蝉が繋ぐ横顔に見惚れ
ルージュをひいて髪を結んで寝ぼけた僕にキスをして君は出掛ける小田急線が君を運んで僕の知らない世界へと連れ去ってゆく僕だけの女性(ひと)になってよ僕だけの女性(ひ
あぁ 笑っちゃうくらい君が好きだ緊急事態だ聞いているか自分僕の知らない誰かが僕の中で踊ってるんだ聞いてみたいな触れてみたいなわかったから少し静かにしててくれない