寺島圭亮

  • 五億の鈴 – 寺島圭亮

    君の体温に触れたとき忘れていたはずの夢を見た甘ったるい君の匂いが今までの僕を溶かしていく ふらりふらり 舞い降りた儚く透き通る心抱えた君を見て昔の僕を重ねてた ねぇねぇ見て ほらほらねぇ砂漠の水が踊っているよ甘ったるい君の音色が今までの僕を溶かして行く Ah 夜の光に君を想えば見上げた夜空は笑っていた数多の星に願いを乗せて鈴の音が弾け飛ぶ劣等星 何かを得れば何かを失っていてまた何かを知れば何か忘れ…

  • アルマゲドンを見た – 寺島圭亮

    昨日の夜 君とアルマゲドンを見た初めて見たわけじゃないのに心がざわついて 滲む視界の中に傾いた天秤の影を見た もしも僕の命でこの星を救えるとして人の心に残るような英雄に落ちこぼれな僕でもなれるだろうかなんとなく生きてきただけなのに世界のためといえどやっぱ死ぬのは怖かった 僕の命とその他全人類の命どっちが大切かは分かってる誰か僕の代わりになってなんてことまで思ってしまった 昨日の夜 僕はアルマゲドン…

  • ガラスの靴 – 寺島圭亮

    誰がなんと言おうと僕にとって君はプリンセス世界で一番綺麗なお姫様なんだ決して僕は王子様にはなれないけれどいつか届けたい 君にガラスの靴を 愛を翳して 恋を探して旅に出た僕の目に映ったのは愛のようだった 恋のようだった旅の終着点に君が立っていた 巡り巡るよ 愛はいつの日もほら どこかの誰かが唱える色鮮やかなおまじない解けない Magic君との出会いこそ Miracle二人は惹かれ恋に落ちてゆくのでし…

  • 恋が終わった日 – 寺島圭亮

    君の寝顔を見ている僕はきっと優しい顔をしているんだろうなほら 秒針も見惚れ止まるような素敵な時間 ぐっすり眠る赤ん坊のよう目覚さないように静かにおでこにキスを寝相悪い君だから風邪引かないように僕がいる 君の隣で起きるのが好き愛しい寝顔を見て 恋が終わって 愛に変わって行く日は自分よりも大事なものを見つけた気がしたんだ 君と僕との終わりなき幸せをいつまでも いつまでも 大切に君を思う気持ちは変わりは…

Back to top button