家の裏でマンボウが死んでるP

  • へし折れろ、君の心 – 家の裏でマンボウが死んでるP

    誰も君のがんばりなんて見てない味方なんて一人もいない君は評価されることすらない存在しないのと一緒さ 今日君は何を生みだしてそのために何を消費した?だらしなく堕落した君のせいで世界はまた損をした へし折れろ 君の心閉ざされろ 君の夢泣き崩れろ 部屋の隅で誰も見てないけどね ただのエネルギーの無駄遣いを努力と呼んで満足して何かになれたつもりなのかい?人に迷惑をかけるな 遠い土地の空気に触れて面白い小説…

  • 君を忘れた – 家の裏でマンボウが死んでるP

    狭い 深い 森の世界に囚われて天狗の少年の目は死んでいたしかし ある日 茂みから聞こえた鳴き声が少年の生き方を変えることになる 茂る草の奥には傷ついた獣ではなく鼻血を垂れた人間鳴き声に聞こえたあの音は呼吸で鼻がピーピー鳴る現象 天狗がここを出られないように人間もここにいてはいけない森の掟“天狗を見た人間には死を”どうも好きにはなれない決まりだ他の天狗に見つかる前に逃がしたいが人間は足を怪我していた…

  • 鬼の尊厳復権組織りはびり featuring 綾(柿原徹也) & 唯(山下大輝) – 家の裏でマンボウが死んでるP

    俺はこの鬼の中学で一番強い お前は強いよな昨日はカマキリと見事引き分けた袖を噛まれたのによく立ったよ 名誉の負傷だ血は出てないけど赤くはなったなのに泣かなかったぜ 僕はこの鬼の中学で一番聡い お前は賢いぜ昨日は割り算の記号を覚えた難しくて俺は泣いちゃったのに 僕の知能ならケーキすら二等分できる包丁が怖くて吐くけど 鬼が恐れられたのも今は昔愚かな人間どもはもう忘れているもう一度この金棒の錆になりたい…

  • アヘペロっ☆ドリルで掘らせろ膝の裏 – 家の裏でマンボウが死んでるP

    人間界にはすでに地底人が紛れ込んでいる年中短パン履いてる奴と同じくらいの数が留学は義務なのだ 一定の功績を残さねば自由に帰ることさえも許されない マグマのさえずり マントルのせせらぎ耳を撫でる地響きが心地よすぎて離れがたいが歩みは止められない震えを拭え 不安を笑え必ずや戻るのだ この故郷に 妹の膝の裏を鼻と耳でこすりたいから妹のドリルで脇の窪み掘られたいから妹が割った皿の破片で怪我して流れた血を舐…

  • お前の心なんていつでも金で買える – 家の裏でマンボウが死んでるP

    「私は真実の愛を信じてる彼は売れないミュージシャンだけどお金なんてなくてもいいのよ一緒にいられればそれで幸せ」 そう言い張る人間がいたのでこう提案してみました「1億ペソあげるからそいつ捨てて僕と付き合って」 2時間後にはもうポイ捨てしてました携帯から連絡先も消してました元彼が家に押しかけましたがすぐ通報したらしいので大丈夫です 「俺は気高いミュージシャン音楽で金儲けする気なんてないからウケなくても…

  • 物語は散った後に – 家の裏でマンボウが死んでるP

    私を育ててくれたのは小さな女の子でした初めはペットに食べられそうだったけど私を地面に蒔いたら大きな花が咲くと知ってあなたは胸を躍らせていましたね 幼いあなたが選んだ地面はあまり日当たりがよくなくて大きくなってあげられなくて辛かったですそれでも私はかいがいしく水をくれて話しかけてくれるあなたの顔を近くで見られて幸せでした ひまわりに許された一夏の命はあなたの温もりを受けるにはあまりに短すぎて弱ってく…

  • (ちょっと深刻なレベルで) 孤高の花 – 家の裏でマンボウが死んでるP

    バラの世界は出る杭を折り灼き尽くすおたんこなすの泥メスまみれ 馴染めないわだって私はどんなアイドルより可憐で何をしても 何もしなくても目立ってしまうから でもそれでいいのブスといるとブスが伝染るし好きなだけ疎めばいいわ私は孤高のバラ ある日開かれた先生の誕生会一人ずつプレゼント?は? 私聞いてない一か八か歌ったけど拍手一つ起きずさすがに焦って汗をかいた 両目から しょうがないから私が合わせてあげる…

  • 恋のタンドリーハート ~素手で触るとGITOGITOするよ~ – 家の裏でマンボウが死んでるP

    もしも私が恋をするならば理想の相手は決まっていて背は高くスタイルが良くてバスケ部ではエースを務め勉強は苦手でも頑張り屋でとにかくいつでも優しくてだけどちょっぴり不器用で好き嫌いなく何でも食べて結構なおっちょこちょいで時々頼りないこともあってでもいつも一生懸命だから一緒に成長したいと思えてたまに怒ることもあるけどそれも私を思ってのことで最後には必ず笑顔をくれるそんな心が暖かくなる人で例えば寒い冬の放…

  • 夢見がち拘束具の悲壮な高校デビュー – 家の裏でマンボウが死んでるP

    人は知らないが実は犬の脳は首輪の中にある正確には首輪の意思が犬の意識を奪うのだ 今日もボクは人に化け手頃な犬を支配するボクの手にかかれば因数分解もさせられる 愚かな人類は犬を愛でるこの可憐な相貌はボクが授けた仮面(ペルソナ)とも知らずに 「お手」と差し出したこの手では先刻2年前の牛乳をこねておいたしペロペロ頬を濡らすこの舌ではトンボの死骸をベチャクソ舐めておいた! 同胞とは優秀な犬を奪い合い戦って…

  • ハロー、ワールド – 家の裏でマンボウが死んでるP

    「触れるな お前も人間のくせに」気位の高い猫の紳士は声を絞るが血を流しすぎたその体に力はなく抱き上げると羽のように軽かった 紳士、どうか今は静かに僕は車があなたの上を走るのを見ました例えあなたが拒絶しようとも見過ごすわけにはいきません 「なぜ私の言葉がわかる」と紳士は訝しげに髭を揺らすその嫌悪の目は見慣れていた僕は半分猫なんです ハロー、ワールドあなたの世界に関わらせてくれませんかハロー、ワールド…

Back to top button