夕立ちの窓に頬寄せる
君はもう少女じゃないね
昔なら稲妻それは
ぼくの手に抱きついたのに
ひどいわ今も私の
くちびるはふるえているの
心の奥まで見透しそうな
あなたの瞳がとてもこわいのよ
あの頃の君はミニスカート
今よりも無邪気だったよ
亜麻色の髪にもパーマかければ
ほら色も褪せるさ
ひどいわ時が過ぎれば
人は皆変わるものだわ
ぜんまい仕掛の人形じゃない
涙も流すし胸も痛むもの
どう言えば君を傷つけず
この部屋を出てゆけるのか
お別れにくわえた煙草に
君の手で火をつけてくれ
ひどいわ愛の炎に
灯をともすマッチは無いの
あの日もこうして爪さきだって
くちづけしたのも遠い夢なのね
二人の間で小さく燃えた
心の炎をどうぞ消さないで
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ZORROと二人きり車に乗り込み出かけようバックミラーに映る都会は白黒映画の摩天楼友だちはみんないい人ばかりよでも私立ち止まってたら自分を見失いそうなのサングラ
真っ赤なポストに手紙を入れて帰りに市場で林檎かったわ青くてすっぱいふるさとの味言葉と一緒に送りたかった風なびく麦畑走り去る雲の影なつかしい横顔によく似てる雲だっ
去年の季節のかわり目に私が借りてたサマーセーターどうすればこの海で返せるのひと目だけでも逢えませんか淋しい口実でしょうか冷や汗かいてたコカ・コーラ二人で半分ずつ
涙があふれて 大地にこぼれたまぶしい真夏の陽射しを浴びたら水蒸気になり 青い空 昇る僕は君の瞳から落ちた涙はるかな行方は 白い雲の上悲しみ集めて 流す雨になろう
涙にならない悲しみのある事を知ったのは つい この頃形にならない幸福(しあわせ)が何故かしら重いのも そう この頃あなたへの手紙 最後の一行思いつかないどこでけ
あなたに逢えた まぶしい夏が目に浮かぶ夕焼け陽に灼けた やさしい顔が「元気だせ」って叱ってくれる泣いてはいけませんか 一人であなたがとっても好きだから青い波 は
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レンガの道に白チョークの線路想い出は時をさかのぼるわあなたは十で私は七つバブル・ガムふくらます虹色の中ロマンスが弾けて消えたアビーロードの酒場の親父さんたちのパ
眠たい朝陽のプール・サイドは花片(びら)浮かべて時が漂うあなたが飛び込むスロー・モーション光のしぶきが心に散るわ「綺麗だね今日の君は人魚のようだ」「上手だわあな
街の灯が舗道に虹のように踊るさっきまで降ってた雨が海を越え消えて行くわ口笛であなたはシェルブールのメロディー閉じた傘右手にかけてチャップリン気取っているよクスク
ぽっかりと心の虚ろに草花が咲き乱れる小枝踏む音に振り向けば走り去るあなたの影がふるえてたディ・ライト・ドリーム追いかけたいのに手や足が陽射しに縫われて動けないそ
ほろ苦い汗を夏に飛ばし涼しげに駆けて来る彼ただもの憂げな秋をたたえた瞳(め)で本を読むあなたの肩あー 光と影の間で揺れてそうよ心が二つに裂けそうなのあー 愛をは
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