大空亜由美

北の浜唄 – 大空亜由美

夫婦かもめが 寄り添いながら
肌の温みを 分かち合う
そんな夜明けの 最果て港
あなたの船が 大漁旗(はた)を大きく振りながら
岬まわって 帰る頃 北の海

うさぎ舞い飛ぶ あらくれ波に
いつも命を かけながら
海の勝負師 漁師の誇り
無事にと祈る 浜の女房の胸のうち
市場(いち)に駆け出し 沖をみる 北漁港(きたみなと)

波も後押す 一番船よ
かもめの群れが 騒ぎ始める明け方は
帰るあなたを 待ちわびる 北の浜

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ふたりは影法師 – 大空亜由美

月の光が まぶしいと作り笑顔が 悲しすぎるよきしむ屋台に 男がふたり 男がふたり泣けよ 泣きたきゃ 思い切り愛した女の しあわせを祈ってやるのも 男の情けだよ人

銀河航路 – 大空亜由美

幸せを 翼に乗せて明日の空に やさしく 虹かけるこころに夢を 抱きしめて空から訪ねて 来てみませんか星の都 銀河航路 能登空港かがり火に キリコが躍る竹馬の友も

夜の鏡 – 大空亜由美

グラスのワイン 飲み干して優しく別れを 告げた男(ひと)別れないでと 言いかけたそれも無駄だと 知ってたの店に流れるジャズだけが 代わりに泣いてくれていた灯(あ

かもめよ泣かないで – 大空亜由美

夏も終わって こころ冷たい秋が来てかもめよ お前も 戻って来たのそれなのに それなのに あの人は思い出残して 行ったまま 帰って来ない愛を知り恋をして 身を割く

酔酔節 – 大空亜由美

<ヨイショ ヨイショ ヨヨイノヨイ><ヨイショ ヨイショ ヨヨイノヨイ>宵の裏町 灯(あか)りがともりゃ大トラ 小トラが 騒ぎ出す金が無くても 明るく笑う小粋な

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