薄紅が降った跡
萌黄の山と心模様
軋むベンチと瓶の音
バス停 午後二時
流すラムネを反射した
ビー玉に透けた景色は
逆さまの「if…」を映して消えてく
未来展望 眩む閃光 閉じた双眸
バスは過ぎ去って往く
散るは花びら 溶け行く空に
泣いて啼かせて鳥のように
吹き荒ぶ風 ふと仰ぎ見た月と
夏宿り
神様の泣いた後
香るアスファルトの匂いと
少し跳ねた足取り
宛てもなく 午前二時
歩く夜道と星の海
瞼の裏映る未来は
夢に見た「if…」に煌めき変わってく
雨と星と 雲と月と 手を繋いで
バスを追いかけて往こう
花萌ゆる丘 背負い東へ
鳥を追いかけて次は西へ
風に任せて道しるべにした月と…嗚呼
止んだ蝉時雨から
夢唄う鈴虫の声
ただ想い馳せていた
空から降る星はまるで 雨
寝そべる道で泳いだ空に
遠く射した陽が示す未来
天狼の星隠れた季節の先へ
さぁ
全天の向こう輝く一等星
透いて見えた自分の影と
天泣の中往く 紅染月の果て
まださよならは言わないよ
「じゃあ またね」
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