大石円

恋のしのび雨 – 大石円

宿の浴衣に 着替えた後で
裾の乱れが 恥ずかしい
抱いて そっと そうよもっと
窓に降る雨も 恋のしのび雨

眠れない夜は あなたがほしい
肩を寄せても 振り向かぬ
息をひそめ 息をかけて
ひとり闇の中 指を噛みしめる

川の水面に 牡丹の花が
落ちて悲しい 夢一夜
抱いて そっと そうよもっと
愛の移り香が 胸に染みるまで

人気の新着歌詞

YEBISU善哉 – 大石円

右手で隣を探って 目が覚めたあぁ あいつは いないんだっけ…携帯のメモリー消去して シーツを鋏で切り裂いてあたしけじめを つけたんだっけ…大の男が昼間から ホテ

忘れ蛍 – 大石円

背中につけた 爪のあと想い残して 夏が逝く夜の向うに 滲んで揺れる忘れ蛍よ おしえておくれ辛い泪の 捨て場所は私一人じゃ 見えないの貴方の好きな 長い髪変えてみ

おんな船 – 大石円

氷下魚を焙って 出船を祝い夫婦の盃 受けた夜から時化と闘う あんたに代り留守を守って 私も漕ぐの憂世の嵐にゃ負けぬ あおんなの船を泣くんじゃないよと 叱られなが

春遠からじ – 大石円

衿に輝く そのバッジ肩を叩かれ 外すのねあなたはひどく 落ち込んでグラス呷る瞳が淋しそう慰めて抱き締めて 優しさあげたいけど心を鬼にして言わせてねこんなことでメ

あれから – 大石円

あれから あれからあなたを 忘れない初めてじゃ ないのに思い出せば 嵐がくる一夜だけの 思いすごしそれにしては やさしい瞳消えるぬくもりを 灯すように胸のいたみ

おもいで港町 – 大石円

あなたの噂 訪ねて函館あの日の恋を 探して小樽春 春早く来い津軽の海を越えて来い涙が 涙が 涙が凍る心が 心が 心が燃えるひとりが辛い おもいで港町お酒よせめて

花 – 大石円

川は流れて どこどこ行くの人も流れて どこどこ行くのそんな流れが つくころには花として 花として 咲かせてあげたい泣きなさい 笑いなさいいつの日か いつの日か 

離別(イビョール) – 大石円

時には 思い出すでしょう冷たい人だけどあんなに愛した 想い出を忘れはしないでしょう青い月を 見上げ一人過ごす夜は誓った言葉を 繰り返し逢いたくなるでしょう山越え

放されて – 大石円

水に七色 ネオンの花は夢がありそに 浮かれてるけど私(うち)はあんたに 放(ほか)されたままひとり曽根崎 はぐれ鳥忘れなあかん…忘れなあかんあんたなしでは よう

サルビアの花 – 大石円

いつもいつも思ってたサルビアの花を あなたの部屋の中に投げ入れたくてそして 君のベッドにサルビアの紅い花 しきつめて僕は君を死ぬまで 抱きしめていようとなのにな

サボテンの花 – 大石円

ほんの小さな出来事に愛は傷ついて君は部屋をとびだした 真冬の空の下に編みかけていた手袋と 洗いかけの洗濯物シャボンの泡がゆれていた君の香りがゆれてたたえまなくふ

メランコリー – 大石円

緑のインクで 手紙を書けばそれは さよならの 合図になると誰かが言ってた女は愚(おろ)かで かわいくて恋に全てを 賭(か)けられるのに秋だというのに 恋も出来な

路面電車の町~あじさいの頃~ – 大石円

路面電車が今も走るこの町で肩寄せて あなたと暮らしたあれから何年たったでしょう変らない町並に 思い出かさなる小さな駅降りて 商店街を抜けお地蔵さま曲がれば 二つ

私を見つめて – 大石円

接吻(くちづけ)の余韻に 包まれて月明りの下 抱(だ)きあう二人あなたのその瞳の やさしさの中幸せにそっと 震えているの……このまま ずっと 私を見つめてこのま

寿 祝い唄 – 大石円

お前達者でナー あんたも無事(まめ)でヨーそろたそろたよ 笑顔の花が今日はめでたい 門出じゃないか金の屏風に 鶴と亀ふたつ並んだ この晴れ姿どうか皆の衆でエー 

祝い山唄 – 大石円

空の青さが 指先までも染めて嬉しい 二人の門出夢を背中に 金屏風めでためでたの 手拍子で山と積め積め 祝い花親子三代 手塩にかけて情けそそいで 育てた檜(ひのき

わかれ唱 – 大石円

言えないわ言えないわさよならなんてだめよだめ だめよだめさよならなんて口にだしたら これっきり二度と逢えなく なりそうよだからだから涙にウインク添えてちょっとだ

越後恋がたり – 大石円

越後桜は 春には咲くが娘十八 今まだつぼみ思うお方の 夢をみて恋の吐息に くもる春越後うさぎは 栗毛に染まる染めて下さい あなたの愛で口に出せずに 目で追って恋

雪の炎 – 大石円

お酒に捨てても また燃える恋は情けの 走り湯よあなた舞子を 泣かせるために逢いにくるのね 雪国へ姿見に雪舞う 国境恋の闇夜の 底深さひえた黒髪 ほどかれながら憎

他人行儀 – 大石円

あなた 見掛けたわ 深夜の舗道で二人連れで腕を組んで 歩いてた私 隠れたの 人混みにまぎれ親しそうな後ろ姿 見送っていたこの次逢っても きっと黙ってる私ったら

Back to top button