大津美子

  • 北斗星に祈りを – 大津美子

    石狩(いしかり)川の 岸辺に咲いた真白なすずらん 手に摘みて二度と逢えない あの人だけど面影ばかり 偲ばるるあゝ永久(とこしえ)の 北斗星(ほし)に祈らん さみしげに 揺れてる花が遠くの空から 見えますか燃ゆるわが胸 愁(うれ)いをさそうこころに灯(とも)る かがり火よあゝ永久の 北斗星に祈らん おもいでは はかなく消えてながれる笛の音(ね) 風が泣く忘れられない あなたの笑顔かわした誓い 影かな…

  • 銀座の蝶 – 大津美子

    ほこりまみれの 巷の夕陽ビルにかくれりゃ 灯(ひ)が点る昨日みた夢に すがって泣いちゃ生きては行けない 銀座だよ弱音吐いちゃ駄目さ にっこりと夜の蝶々は あゝ 飛ぶんだよ いつか誰かに 死ぬほど惚れたそれも今では 語り草いくら追ったとて 幸せなんぞやっぱり私にゃ 遠い虹なまじ呼ぶじゃないよ 馬鹿なことせめてお酒が あゝ 恋人さ つくりものでも 花咲く銀座ここが小さな 故郷(ふるさと)さたとえ柔肌に…

  • いのちの限り – 大津美子

    愛していたけれど 何も言わないであの人とあの人と 別れて来たの泣かないで 泣かないで涙をこらえてラブユーラブユー いつまでもいのちの限り 楽しいその後(あと)は 嘆きが来ると言う何時(いつ)からか何時からか きまった運命(さだめ)諦めて 諦めてあてない希望(のぞみ)をラブユーラブユー いつまでもいのちの限り はかなく燃えつきた 二人の恋の火よそれだけでそれだけで 幸福(しあわせ)でしたただ一人 た…

  • 東京は恋人 – 大津美子

    東京は 恋人私のこころを 知っている「ひとりぼっちでも めそめそするなお金がなくても くよくよするな」いつもそよ風 口笛吹いて若いこころを はずませるだから私は 大好きすねて甘えて 暮らす東京は恋人 やさしい恋人よ 東京は 恋人私の涙を 知っている「男なんかに うろちょろするな洋服ボロでも もじもじするな」並木通りに 花びら咲かせ若いこころを なぐさめるだから私は 大好きすねて甘えて 暮らす東京は…

  • 夜空に光るあの星よ – 大津美子

    夜空に光る あの星よこの一日を ありがとうひとりぼっちの さみしい部屋で静けさを聴きながら窓辺に座り 夜を過ごすわ今は遠い空の 遠いあの空のあなたを見つめながら 夜空に光る あの星よこの人生を ありがとう転び つまずき ひとり涙し負けそうな時でさえいつも微笑み 守ってくれた今は遠い空の 遠いあの空のあなたに見つめられて 星が流れる 暗闇の中ひとつだけ叶うならあの日のように 語り合いたい今は遠い空の…

  • ここに幸あり – 大津美子

    嵐も吹けば 雨も降る女の道よ なぜ険し君を頼りに 私は生きるここに幸あり 青い空 誰にもいえぬ 爪のあと心にうけた 恋の鳥ないてのがれて さまよい行けば夜の巷の 風かなし 命のかぎり 呼びかけるこだまのはてに 待つは誰君によりそい 明るく仰ぐここに幸あり 白い雲 人気の新着歌詞 グッド・ナイト – 大津美子 なんでもない様に 街角で別れたけれど あの夜から忘れられなく なっちゃった名残…

  • 東京アンナ – 大津美子

    ライトの虹を 踏みながら銀座の夜を ひらく薔薇ああ 誰か呼ぶ 舞姫のその名はアンナ 東京アンナ噂のアンナ 柔らな肌を 黒髪に隠せど甘き 流し瞳(め)よああ 誰ゆえに 情熱のその名はアンナ 東京アンナ妖しきアンナ 重ねる酒の 激しさは耐えた恋の しわざやらああ 誰が知ろ くずれ咲くその名はアンナ 東京アンナ吐息のアンナ 人気の新着歌詞 グッド・ナイト – 大津美子 なんでもない様に 街角…

  • 千鳥のブルース – 大津美子

    月の青さに せめられてたてば潮風 わびしく狂う誰をたずねて チュイチュイむせぶ千鳥の ブルースよ あの日あの夜を 夢に見る胸にきざんだ いとしの姿あわれかなたに チュイチュイむせぶ千鳥の ブルースよ 荒い浮世の 波こえる暗い心の 夜更けの浜であなた待つ身に チュイチュイむせぶ千鳥の ブルースよ 人気の新着歌詞 グッド・ナイト – 大津美子 なんでもない様に 街角で別れたけれど あの夜か…

  • 流れのジプシー娘 – 大津美子

    風の吹くまま 流れて暮らす私ァジプシー ジプシーの娘一夜限りで 別れる町にせめてかがりよ燃え上がれ 燃え上がれあーあ 胸をこがして 燃え上がれ いつか年ごろ まっかに咲いた私ァジプシー ジプシーの娘恋の蜜蜂 誘ったバラのとげを承知で寄ってきな 寄ってきなあーあ 月が落ちたら 寄ってきな 旅に生まれて 故郷も知らぬ私ァジプシー ジプシーの娘馴れたうつろが 苦しくなって遠い面影呼ぶんだよ 呼ぶんだよあ…

  • 青い月夜の並木路 – 大津美子

    並木(なみき)の路(みち)は 青い月ゆらりゆらゆら 涙がにじむ待ってみたとて 帰る人でもないものを ないものをだれか遠くで 呼ぶような 呼ぶような青い月夜の 並木路 並木の路は 青い月ゆらりゆらゆら 夢みるところ閉じた瞼(まぶた)に 浮かぶ姿のわびしさよ わびしさよひとり送った あのときも あのときも青い月夜の 並木路 並木の路は 青い月ゆらりゆらゆら 面影ばかり残る一言(ひとこと) 胸にせつなく…

Back to top button