大江千里

びんた – 大江千里

何も言わないで横切った 近くの地下鉄に駆け込んだ
雨が足元までどしゃ降りで 握りしめたこぶしきみになげつけた

ふりだしに戻っただけのことさ はじめから他人だと思えばいい そうだろ?
悪いのはお互い好きになった事さ 永いこと 風邪をひいたと思えばいい

悪いってどっちが言うの ごめんよってどっちが言うの
本当は好きだとああなぜ言えない
きみしかいないよと言って きみの肩強く抱きしめて
びんたをくらって本当の愛が見えた

霧に傘が転がっていたのを 追いかけもしないでふたりは見ていた
もうすぐ電話の列が空く 言葉で伝えたい
ああ きみのため少しは強くなりたい

ずいぶんまずいこと言って ずいぶんひどいことされて
もう逢わないよと何度も言われた
夢中なkissもあったのに 忘れたくない夢もあったのに
雨に打たれて流されてしまう バカさ

一人の人を好きでいれたら 迷わないで好きでいれたらいいのに
どうして失うものばかりこんなに増やして
ああ 一番大切なきみが見えない

ずいぶんまずいこと言って ずいぶんひどいことされて
もう逢わないよと何度も言われた
夢中なkissもあったのに 忘れたくない夢もあったのに
雨に打たれて流されてしまう バカさ

悪いってどっちが言うの ごめんよってどっちが言うの
本当は好きだとああなぜ言えない
きみしかいないよと言って きみの肩強く抱きしめて
びんたをくらって本当の愛が見えた

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