夜韻-Yoin-

青く冷たく – 夜韻-Yoin-

潮風が吹いた 午前2時の夜街を抜けて
詩を一つ書いた 大人になっていく
袖が少し長いから
それが少し怖いから
ねぇ、きっと私は
間違いだらけの人生を歌う

形が無いただ 名も無い花を飾る
君と一つ描いた夢も泡になっていく
雲が少し早いから
空が少し青いから
でもね、君の言葉が
今ならきっとわかるよ

海の底で愛を歌った
雲の下で夢をなぞった
誰にも見えないスピードで
スピードで

待っていたんだよ
ただ、待っていたんだよ
雲の速さよりもずっと早く
追いかけるあなたを見たんだよ
だから黙っていたんだよ
彷徨っていたんだよ
街路灯も何も無い路地裏を
ずっとただ一人で

魘されていたんだ、夢の中で欠けていく日々に
幸せは全部、叶わずに朽ちていく
私、心弱いから
さよならも言えないけど
忘れないでね
ずっと大人になっても

あなたのおかげで愛を知った
あなたのおかげで幸せを知った
だけどね、もう全てが遅いよ
遅いよ

探していたんだよ
ずっと探していたんだよ
思い出の中で亡くしてしまった
大切な記憶の欠片を
だから黙っていたんだよ
暗闇を這っていたんだよ
灯も何もない深い霧の中を

痛みは忘れたくても
空の青さで
フラッシュバックするし
染み付いたまま離れない 戻れない
さよなら
どうすることもできなかった
どうしていいか、わからなかった から

彷徨っていたんだよ
漂っていたんだよ
待っていたんだよ
ただ、待っていたんだよ

あなたを待っていたんだよ
ただ、待っていたんだよ
雲の速さよりもずっと早く
追いかけるあなたを見たんだよ
だから待っていたんだよ
ずっと探していたんだよ
誰一人もいない海辺の陰で
ただ、静かに

人気の新着歌詞

Seafloor – 夜韻-Yoin-

海の底に 深い海の底に落ちていく感覚があった意識が遠退いてった思い出の中も グラスの中で溶けていく氷のようだ言葉では足りないようだ誰の声も届かない秒針だけが僕を

花の片隅で – 夜韻-Yoin-

ああ、君が見える薄情者の君が詩を書いてる人生についての言葉を花瓶のすぐそこで“なあ、答えをくれよ経験や知識があったってこの世界は分からないことだらけだ”海は透明

pandora – 夜韻-Yoin-

涙を拭って歩いた忘れたいことばかりが増えた灯もない道の真ん中で耳塞いで 口遊んで音楽だけが救いだ 何も考えなくていいから雨に打たれながら 今日も夜を噛んでいる幸

カヲリ – 夜韻-Yoin-

ねぇ、あなたはいま私のことどう思ってるのかな?手繋いでいた過去でさえも遠ざかっていくもう眠れない夜を過ごす毎日も報われたいと願って涙を流す日々もあなたの香りに誘

溶けて、解けて – 夜韻-Yoin-

あなたと二人で超えた夜に眠れない夜に 浮かび上がる不安の種見えない世界で息を吸うのが苦しくて信じてって言葉も 愛してるって言葉の数だけ疑ってしまうどこまで行った

君泳ぐ – 夜韻-Yoin-

僕の中の人生はきっと誰かの中にあって夢で描いた一生も、褪せないままでいた思い出になってもいつか君の脳裏から消えてしまうだろうから何か1つこの世界に僕を残した花は

逆行 – 夜韻-Yoin-

僕が描いた 脳裏に咲いた花はやがて灰になっていく白か黒かも解らない世界は立ってたって仕方がないから息を吐いた 涙を流した既に傷は深くなっている夢か現実かも見えな

青 feat.あれくん – 夜韻-Yoin-

どうしてこうなってしまったんだろうもっともっともっと君と隣にいたいのに考えるほど涙で視界が滲んでいくあなたの寝癖は僕にとっての特別であなたの口癖は私にとっての日

心綺楼 – 夜韻-Yoin-

心をずっと離さないで 僕を忘れないで消えかけた煙はもうなだらかな朝が来なくてもいい君の匂いがすれば新しい今日がまた始まる何気ない日々に恋をしていた頬を撫でる 風

低体温傷 – 夜韻-Yoin-

退屈に体温を奪われてしまいそうでもういっそこのままどうにかなってしまえと隙間風が足取りを誘う人生に快感を覚えてしまったようでして青くなった心までもいつか囚われて

Back to top button