声にならないよ

ラブレター – 声にならないよ

恋人のこと「好きな人」って呼ぶのが好き。君を伝えるその度に、好きだと自覚できるから。あのね、好きな人。会えない日々を埋める、ラブソングはどうか僕に任せて。互いのね、好きなとこ。飽きるまで歌う、ラブソングはどうか僕に任せて。時代には流されない、君の耳にしか流れない、アイラブユーを歌わせて。恋人のこと「好きな人」って呼ぶのが好き。君に恋したあの瞬間を、何度でも想い出せるから。あのね、好きな人。会…
人生録 – 声にならないよ

こんなちっぽけな世界に、君が加わる。それだけで理想郷なんてもんじゃない。「赤裸々なポエマー」だって？それくらい素敵ってことさ。こんなちっぽけな世界で、もし君の涙のにおいがすれば、24時間いつだってどこだってかけつけるよ。大袈裟とか、笑い事じゃない。君と生きること、僕の生きる意味だから。“愛する笑顔”ぼやけないで欲しい。ただ、君がくしゃりと笑える詩を、歌える僕でいたいな。本当は。今日を「生きる…
8760 – 声にならないよ

休日昼過ぎ　無計画な二人中崎町のカフェにてなんでもない日々を過ごすのです忠実な欲望　ロコモコが好きな君の嬉しそうな顔見てシャッターを切るのが趣味なのです意味なんか求めて生きてない「今なんか良い感じ」でいいそれだけで充分だよね月並みな日々をただ愛して不器用なふたりのままでいよう運命だとか永遠だとか大それたものじゃなくていいふたりだけが知る幸せに誰も気づかなくてもいいのさ間違いだらけ　貯金はなし…
ひと春 – 声にならないよ

「惰性で眺めるショート動画」「真顔でスワイプ、インスタストーリー」「たまってくばかりのトーク通知」君に会えない日はいつもこうだ。「14時過ぎても、まだ寝間着だし」「天気良くても、一生引きこもり」「気付けばうたた寝して終わる休日」君に会えない日はいつもこうだ。さみしさを知ったのは、君に触れてしまったから。満たされないと感じるのは、君を覚えてしまったから。平凡な毎日が退屈だと知ったのは、全部、全部…
愛ふれる – 声にならないよ

出会った時はもう少し真面目な人だと思ってたよだけど実はギャップだらけで僕にはブッ刺さってたよ季節を重ねる度に少しずつぼろが出てきたね君は隠してるみたいだけどそれがまた愛しかった他人には見せられない姿に真実の愛は詰まってる僕はそう思うからわがままな君が好き泣き虫な君が好き不器用な君が好きおっちょこちょいな君が好き僕だけが知ってるその姿に何度も何度でも、僕は恋に落ちる付き合いたてのカメラロール…
やんわりポジティブ – 声にならないよ

生きるだけでなんか疲れる安定とは程遠い日々幸せの定義もわからないわからないああ　もううんざりさ！大人という名のネガティブ人間愛と勇気で育ったはずなのに…頼むよ！落ち着け！自律神経！目指すは究極最強自分ウケ人間どうせ自己責任なんだし真っ直ぐ生きればいいよね…？生活なんてテキトーでいい君が決めたならそれでいい駆け引きも深読みも必要ない器用じゃないただありのままでいい生活なんていつまでもテキトー…
恋する – 声にならないよ

ラスサビよりもAメロをシナリオよりもノンフィクション特別よりも日常を大切にしたい君とならため息よりも一息を心配よりも信頼を正しさよりも優しさを教えてくれた君だから素直な気持ちは吐き出してでも余計な一言はやめにしてまるで初恋のような感情を一瞬も見逃さず大切にして会いたいと思えるこのうちにとことん君を愛し尽くすのよ100年後だって冷めるはずないから寝ても醒めても恋をしよう息をすることも忘れるほど…
はじめては全部君がいい – 声にならないよ

拝啓、ありきたりな日常。ドラマのワンシーンに変わったあの日から揺れる心のときめきに気の利いた言葉が出てこないな考えたってわからない怖がったって進まないだけどはじめては全部君がいい逆らえない想いがここにあって絵空のような恋があって真っ直ぐで不器用な僕らのストーリー触れたい　聴きたい　もっと知りたいこの想いはもう止まらないから拝啓、曖昧な日常。君が心に触れてきたあの日から抑えきれないドキドキに我…
愛さないで、私以外を – 声にならないよ

実は知ってる、前の人。隠しきれない、劣等感。こんな自分は、嫌いなの。どうしようもない、悪い癖。目を逸らしちゃう、カメラロール。安心できるとは、限らない。私が知らない、想い出をまだ捨てきれてない、かもって。あなたを成長させた人との過去を受け入れられるほど寛容じゃないしいつもなだめるのだけは上手いところも本当は全然嬉しくなんかない愛さないで、もう二度と愛さないで、私以外を控え目に言っても、好きな…
たまには – 声にならないよ

たまにはさみしいくらいがいいその方が「君」を感じるからたまには不安にさせてもいいその方が「好き」を感じるから部屋は狭いくらいでいいその方が「距離」が近いからお金は足りないくらいでいいその方が「幸せ」に気付くからときめきが消えない生活は満たされない日々に詰まっててどきどきをただ大切にしたい忘れたくないこの感情をたまには喧嘩をしてもいいその方が「君」を感じるからたまには弱さを見せてもいいその方が…