増田惠子

  • 観覧車 – 増田惠子

    冬空に駆け上る 観覧車凍てついた風景が 傾いてあのひとのめまいする横顔にいとしさがこみ上げて 涙ぐむ おたがいに不幸なら やりなおすどちらかが幸福でいるのなら… ひとときの懐かしいめぐり逢いそれだけで 何気なく 別れよう 観覧車 ぐるりと 一まわり過去から未来を見せながら二人の世界が揺れ動くアア… 指させば 想い出の街並みが色褪せた絵のように ひろがって青春が息づいた時代など幻になりそうな儚さで …

  • Del Sole – 増田惠子

    それより踊ってみて過去をかかとで蹴り上げたらあなたのそのつま先前を向いてゆくでしょ 幾つもの痛みを越え進む人しか見えない太陽がきっと射すから人生は悪くない まわれ まわれ かろやかにdance流れ 流れ 流れるようにまわれ まわれ 回ってくるchanceDel Sole Del Sole 引き寄せながら 踊り出したら リズムに乗り新たな風が 吹いてくる Del Sole 涙は 優しい水心をそっと洗…

  • 向日葵はうつむかない – 増田惠子

    ふれる指を感じたあの日は遠くなる 遠く緑色のインクをにじませて書く手紙 愛されたら明るい季節も失ったらブルーに沈んで 今はもう夢見た頃の想い出ばかりをたどる泣いて 泣いて 窓の外のひまわりもう一度微笑んでもう一度微笑んで 強く肩を抱き寄せ好きだとささやいた 好きと風の中の出来事ふりむけばなつかしい 夢うつつで過ごした毎日夢さめれば悲しく思えて てのひらに名前を書いて吹き消すしぐさをしてるひとり ひ…

  • こもれびの椅子 – 増田惠子

    そう 時はなにも もう 言わないただ 窓の向こうには 群れる雲ふと 静かに ほどけた 青空また あなたと並んで見てるねぇ いまでも覚めない夢もある二人で 気づいた こもれび そう 風の音に 葉が戯れあの 思い出なら そばにあるほら 心を 形に できるならこの手から あふれる よろこび きっと それぞれに違う夢も見えないものをまた繋いでるそこに明日がそう あるのでしょう まだどこかで涙も流れるまだ冷…

  • Et jaime la vie ~今が好き – 増田惠子

    夕暮れまで ひとりの時間流れる雲 眺めて 走り抜けた 今日までの日々ひとつひとつ たどれば 傷ついた日も 涙した日も今ではすべて 愛しい記憶 何も知らず 笑えた日より痛み解る 今が好き 日暮れ前が いちばん綺麗空も街も バラ色 他の誰とも 比べられないこの人生は 捨てたものじゃない 幸せとは 感じるココロそれが解る 今が好き ありのまま これからもなるがまま hm Et j’aime …

  • Merry & Hurry – 増田惠子

    da di-da di-da 陰なメリー di-da di-da in my heartda di-da di-da 陽のハリー di-da di-da in my head da di-da di-da 一心メリー di-da di-da in my heartda di-da di-da 同体ハリー di-da di-da in my headda di-da di-da 静なメリー まだ待っ…

  • UFO – 増田惠子

    手をあわせて みつめるだけで愛しあえる 話も出来るくちづけするより甘く 囁ききくより強くわたしの心を ゆさぶるあなたものいわずに 思っただけですぐあなたに わかってしまう飲みたくなったらお酒 眠たくなったらベッド次から次へと さしだすあなた信じられない ことばかりあるのもしかしたら もしかしたらそうなのかしらそれでいいわ 近頃すこし地球の男に あきたところよ でも私は たしかめたいわその素顔を 一…

  • もいちど遊びましょ – 増田惠子

    貴方に会ったの 何年ぶりかな?曖昧に いつの間に 連絡も途絶えてそのまんま 今夜まで 心の片隅気にしてた どしてたの 元気だったの?四方山話もほどほどに ひとついえるのは今のほうが素敵よ さっき思ったの あの日は雨模様 なんだか似てる曖昧に いつの間に ひとつの傘でそのまんま 夜明けまで 酔いにまかせて雨宿り 探しては 歩いたわねそうなの何にもなくたって 忘れられないだから今うれしい ほろ苦いのが…

  • Spiral – 増田惠子

    気分はモナリザほろ酔いピンクレディーひかえめな駆け引きが心地よい人笑顔に惹かれる 何気ない仕草ほろ苦い 思い出が活かされる瞬間いくつになっても やっぱり嬉しいいたずらな その瞳 気づいて欲しい最高な今を あなたに映して永遠の少年にもう一度 恋をしよう らせんかいだん 半ばの足元でぐらついた自信と 女心蘇らせて 奮い立たせて くれた人だから愛を重ねた分だけ やさしくて夢に触れた分だけ 輝いてあなたみ…

  • 夢までの時間 – 増田惠子

    願いごとが夜空をつき抜け星屑の中で光る何千年生きれば二人に贈り物が来るのかしら 夢までの時間 もう少しだねといつも急いでたけれど… あなたの指が時計の針を止めたあの日世界が変わったの迷いは愛の深さのせいと逢えない日の涙に教わったmy life, my lifeどんな占いよりあなたの眼差しだけが私の最後の運命 失恋なら何度もしたさと笑いながら言っていた私は今あなたの孤独に篤く深く抱かれている 夢まで…

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