城めぐみ

  • ふる里の母 – 城めぐみ

    母さんの好きな花 ひとり静かの白い花この頃 夢に よく見ますごめん ごめんね優しい言葉も かけないで…雪溶け前には 帰ります信州・信濃路・大糸線で たくさんの苦労して 笑顔たやさぬその?が初めて涙 浮かべてたごめん ごめんね心配ばっかり かけたよね…恋して 故郷(ふるさと) 捨てました信州・信濃路・大糸線で 母さんに 似てきたと そっと手鏡のぞいては口紅(べに)さす指を ふと止めるごめん ごめんね…

  • もういちど聞かせて – 城めぐみ

    そんな気がして 想い出の店扉をあけたら 懐かしい うしろ姿(かげ)別れて何年 また逢うなんてあなたひとりだけ 待っていてよかった…泣かないわ もう泣かないわ けして泣かないわもういちど聞かせて 愛しているからと 変わらないのね 淋しげな瞳(め)もときどき意地悪 つぶやいた くちびるもにじんだ小窓に 似顔絵描(か)いてあなたひとりだけ 夢に?たいつでも…泣かないわ もう泣かないわ けして泣かないわも…

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