吉川ひとみ

妖し花 – 吉川ひとみ

月の雫(しずく)を 浴びて開く 花びら
そうよ あなた一人 想って咲くのよ
赤い薔薇より 紅く口紅(べに)を 引くのは
今は 他の誰よりも 綺麗でいたいから
闇に咲く 花でもいい
罪深い 花でも
このままで いられたら
不幸でかまわない
いいの… あなたの 腕の中で咲きたい

水を下さい 愛の水を 今すぐ
そうよ 枯れぬように この身を包んで
夜にこぼれる 深く甘い 吐息は
やっと 逢えた嬉しさを わかって欲しいから
闇に咲く 花でもいい
罪深い 花でも
この先の 人生が
涙でかまわない
いいの… あなたの 腕の中で死んでも

闇に咲く 妖しの花
乱れ咲く 恋花
咲かせたら 枯れるまで
誰にも渡さない
そうよ… その瞳(め)に 私だけを映して

人気の新着歌詞

知多半島 – 吉川ひとみ

愛を失くした 女はきっと涙も失くして しまうのでしょう旅の終わりに 降りたのは夕日に染まる 野間の海あなた あなた あなた…叫んでも想い出すのは 遠い背中だけこ

アッディーオ~愛した街よ~ – 吉川ひとみ

コートを一枚 脱ぐように気ままな旅に 出るつもり気の合う 女友達に小鳥を一羽 あずけてアッディーオ さようなら 愛した街よ嫌いになった わけじゃないのこんな風に

媚薬~ファム・ファタール~ – 吉川ひとみ

灼(や)けつく夜の風 水売りたちの声夢の扉(ドア)が開(あ)く 午前零時よドレスを着るように 纏(まと)った香水誰も皆(みな) 行(ゆ)きずりの 異国のエトラン

京都 恋炎舞 – 吉川ひとみ

夜の闇に隠れ まるで逃げるように化野(あだしの)の階段を 二人でのぼる誰にぶたれたって 泣かされたってこの指を離したら 生きてゆけないゆらり ゆらり ゆらり 千

冬枯れの駅で… – 吉川ひとみ

街をセピアに染めて 淡い夕日が落ちる使い古したトランクひとつ 下げて歩いて行く駅の別れはいつも 古い映画のようね人混みの中 抱き合うことも出来ず見つめ合うだけね

Back to top button