古閑正美
行かないで – 古閑正美
雨の降る夜は 想い出の雫(しずく) この胸の窓辺を 伝ってゆく
求め合いながら 信じ合い生きてきた 輝いた日々は もう戻らない
サヨナラと言って この部屋出ていった 想い出が胸を 締め付ける
行かないで 行かないで 一人きりが 怖いのは
君じゃなく 俺のせいさ 届くはずない メッセージ
雨が降るたびに 泣き顔が浮かぶ 傷つけた台詞(ことば)が 襲ってくる
嫌われるなんて 思う間(ま)もないほどに 壊したいくらい ああ愛してた
絡(から)めてた指を 解(ほど)いて逃げてゆく 振り向かず君が 飛び立つよ
行かないで 行かないで 夢の中で 叫んでる
目が覚めて 時計だけが 明日(あす)に向かって 進んでた
行かないで 行かないで 一人きりが 怖いのは
君じゃなく 俺のせいさ 届くはずない メッセージ