千葉紘子

  • 愛ふたたび – 千葉紘子

    甘い衝撃に身をかわすことが出来なかったあの時…しかし、それが愛であることが今わかる。そして 愛 ふたたび いけないことするよな あの日のときめきよひと目で好きになった はじめての出合いに月日はお互いを 遠く近くにまるで愛をためすように 流れたの だけど今二人はもう離れはしない冷たい風の中で 駆けよる心には固く結ばれあった愛の明日がある やっぱりあなたへの愛を断ち切ることは出来なかったの 涙こらえて…

  • 礼文うすゆき草 – 千葉紘子

    ひとつの冬が 春まで続く北の果てにも 花が咲くあなたと二人 言葉もなくて海をみていた 丘の上短くも きれいに燃えて………咲いたばかりの 愛の行方をおしえてよ 礼文うすゆき草白い花 エーデルワイスに 似た花びらが人を見送る 北の島流木拾い 墓標をたててさらば二人の 夏の夢はかなくも 北風のなか………人は旅だち 愛は思い出散るさだめ 礼文うすゆき草やがて秋 時がすぎ めぐる季節に………いつか別れを 懐…

  • くどき文句 – 千葉紘子

    肩まで長く伸ばした髪 誰れのもの細い指で ギターをつまびくあなた小さな瞳をまるで隠すように大きなサングラスが邪魔なのよ甘いくどき文句はよしてわたしの心が乱れてしまう悪い女に 悪い女に 成ってしまいそう悪魔みたいな 悪魔みたいな 女に成りそうよ 淋しそうに微笑むあなた 誰れのもの黒い帽子をかぶり 俯くあなたタバコの煙をじっと見つめながら何を思いだしているの 甘いくどき文句はよしてわたしの心が乱れてし…

  • 恋だもの – 千葉紘子

    仕方がないわよ 恋だものあなたに何にも言えなくて泪で落ちた口紅で枕を染めて夢を見る 仕方ないわよ 恋だものあなたがあの女(ひと)好きなこと噂に聞いて淋しさをお酒の味でまぎらせる ひとり位こういう女が世の中で膝を抱いて暮していたっていいじゃない誰か聞いて胸の内女の辛い恋だもの 仕方がないわよ 恋だものあなたの心が知りたくてふざけて死んだ真似をして悲しい嘘をならべてる ひとり位こういう女が世の中でやせ…

  • 礼文うすゆき草 – 千葉紘子

    ひとつの冬が 春まで続く北の果てにも 花が咲くあなたと二人 言葉もなくて海をみていた 丘の上短くも きれいに燃えて………咲いたばかりの 愛の行方をおしえてよ 礼文うすゆき草白い花 エーデルワイスに 似た花びらが人を見送る 北の島流木拾い 墓標をたててさらば二人の 夏の夢はかなくも 北風のなか………人は旅だち 愛は思い出散るさだめ 礼文うすゆき草やがて秋 時がすぎ めぐる季節に………いつか別れを 懐…

  • 泣いてもいいでしょ – 千葉紘子

    泣いてもいいでしょ お別れだものまわりで皆が 見ているけれどめずらしい位 優しいあなた背中のボタンを なおしてくれる確かここです にわか雨の日いっしょのお部屋に とまったあの夜憶えてますか あの口づけをあなたにすれば たわむれの恋 泣いてもいいでしょ お別れだもの最後の我まま 許して欲しい新しい人が もう出来たのね私の知らない ネクタイだものここでいいです 送られる道駅も近いわ 心配しないで忘れま…

  • 風のかたみ – 千葉紘子

    やがて秋が忍びよります愛がひとつ終りを告げます墨絵ぼかしの山裾あたり落葉の下に眠らせましょうあなただけに 注ぎつづけて疲れきった私の愛です やがて雪が降り積もります愛がひとつ眠っています雪化粧の山裾あたりいまでは誰もさがせはしないあなたひとり頼りつづけてちからつきたわたしの愛です やがて雪がとけはじめます愛がひとつ流れだします雪どけ水の谷間をくだりどこへ流れて行くのでしょうかもう迷子にしてしまいま…

  • 郵便局 – 千葉紘子

    郵便局の前行ったり来たり 夕暮れ握りしめた手紙が泣き出しそうなの 誰も見てないわポストに入れるなら 今出してしまえば それでアヽヽ 気がすむの でも心配なの あの人のもとにわたしの気持が うまく伝われば なん度も書いては消して又書き直した片想いでこのままアヽヽ いたくない 郵便局の前赤いポストが横目で迷う私をせかすそうね 思い切り 祈るような気持手もとを離れた手紙あの人が封あけるアヽヽ お昼頃 ど…

  • 折鶴 – 千葉紘子

    誰が教えてくれたのか 忘れたけれど折鶴を無邪気だったあの頃 今は願いごと折ってたたんで裏がえしまだおぼえてた折鶴を今あの人の胸に とばす夕暮れどき「わたしは待っています」と伝えていつでもきれいな夢をいろんなことがあるけれどそれは誰でもそうだけど悔いのない青春を 詩(うた)って歩きたい 誰に教わったわけじゃなく忘れられない面影をこれが恋と気づいた そよ風の季節会って別れて会いたくて白い指先折鶴に人に…

  • 宗谷岬 – 千葉紘子

    流氷とけて 春風吹いてハマナス咲いて カモメも啼いて遙か沖ゆく 外国船の煙もうれし 宗谷の岬流氷とけて 春風吹いてハマナス揺れる 宗谷の岬 倖せもとめ さいはての地にそれぞれ人は 明日を祈る波もピリカの 子守のように想い出残る 宗谷の岬流氷とけて 春風吹いてハマナス揺れる 宗谷の岬 人気の新着歌詞 ケ・サラ – 千葉紘子 平和で美しい国 信じあえる人ばかりだけど明日は どうなることやら…

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