北条きよ美
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母さんはゆりかご – 北条きよ美
母さん… あなたの腕の中母さん… 生まれた私を大切に育ててくれて 感謝してます 遥か幼い頃はまだ いつもわがままばかりあなたのやさしさ大きさに 甘えて過ごしてた小さくなる背中 苦労かけてごめんね ありがとう ありがとう あふれる愛と笑顔で離れても いつの日も そばで見守ってくれたあなたの匂い ぬくもりはいまも 心のゆりかご 母さん… 覚えているかしら母さん… 日暮れの坂道手をつなぎ歌をうたって 帰…
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おんなの朧月 – 北条きよ美
惚れたお方の やさしい嘘に酔って泣きたい 甘えたいいいの いいのよ わかります男と女 しあわせは少し朧(おぼろ)な 方がいいお猪口(ちょこ)にゆらゆら おぼろ月 ひとり歩いた 女の道はしゃんと生きても 七曲(ななま)がりいいの いいのよ 聞かないであなたの胸で ため息もそっと吐息(といき)に 変わりますほんのり紅差(さ)す おぼろ月 たったひとつの 女の灯(あか)りあなた灯(とも)して くれました…
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きよ美の元気節 – 北条きよ美
生まれ育ちは 筑波のふもと元気印が 私の取り柄花の生涯 歌一筋に賭ける女の 夢舞台あなたの笑顔が 心の支え聞いて下さい 聞いて下さいきよ美の元気節 人の一生 いい事ばかりそんな筈(はず)ない この世の中は石が転がる でこぼこ道も空を見上げて 歩くのさ苦しい時には 涙をこらえ聞いて下さい 聞いて下さいきよ美の元気節 いつも応援 励ます声は他の何より 私の宝弱音吐いたら 叱って欲しい結ぶ絆の お客様故…
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しあわせ暦 – 北条きよ美
いい事ずくめの 人生ならばこの世に涙の 種(たね)はないあなたと出逢って 結ばれて越えた苦労の 山と河冬のあとには 雪解けの春が待ってる… しあわせ暦 ちいさな喧嘩は 何度もあった冷たい世間の 雨風もその度(たび)ふたりで 乗りきった褒(ほ)めてください 今日だけは泣いて笑った 歳月(としつき)をみんな知ってる… しあわせ暦 あなたはいつでも 私のことを誰より大事に してくれる身体をいたわり これ…
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あやまらないで… – 北条きよ美
口唇(くちびる)の 冷たさで心がわりを 知ったの私約束の ない日からこんな別れの 予感がしてたわ謝(あやま)らないで 昨日(きのう)までの愛に嘘が ないのならば…幸せでした そのひと言で私はひとり 去ってゆくから… 醒(さ)めた夢 追うよりも今は大人の おんなでいたい美しい 想い出を涙なんかで 汚(よご)したくないの抱きしめないで こんな時にそれは罪よ 悲しすぎる…心配ないわ しばらく私恋など忘れ…
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陶酔~愛に溺れて~ – 北条きよ美
何故(なぜ)… こんなにも何故… 好きになったの何故… くちづけは甘くせつないの秘めやかに 時間(とき)は流れめくるめく 夢をみるのたとえこの世の 終わりが来ても離したくない あなたを… 何故… 愛すると何故… 涙がでるの何故… ふたりにはさよならがあるの抱(いだ)かれて 眠る胸は幸せの 匂いなのにいっそこのまま 見知らぬ星座(ほし)につれて逃げてよ 今すぐ… 秘めやかに 時間は流れめくるめく 夢…
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人生舞台 – 北条きよ美
たったひとつの この生命(いのち)咲くも散らすも 自分じゃないか花と嵐の 人生舞台決めた道なら 脇目(わきめ)もふらず明日(あす)に向かって 歩くのさ 星の数ほど いる中で惚れた男は あなたがひとり恋と情けの 人生舞台流す涙が 真実(ほんとう)ならばいつかなれるわ 倖せに 人に頼るな 甘えるなやる気その気が こころを磨く後にゃ引けない 人生舞台今は苦労の 真ん中だけどきっと咲かせる 夢の花 人気の…