佐藤善人

  • みちのく遠花火 – 佐藤善人

    紅葉(もみじ)が燃えて 秋が往(ゆ)き湯けむり恋しい 冬がくる好きで別れて 都会の暮らし責めているよな 風便りごめんごめんよ それ切りで忍ぶみちのく 遠花火 達者でいるか 忘れたかそれとも待ってて いるだろかビルの谷間に 明かりを点し下り列車が 駆け抜ける度乗って行きたい 行かれない耐えてみちのく 遠花火 鞄(かばん)に詰めた 夢ひとつつかめば帰れる 手土産に何をくよくよ 悩んでいると叱る地酒の …

  • 湯田川の月 – 佐藤善人

    一歩踏み出しゃ 戻れないまして男の 生きる道夢を背おって 故郷(くに)を出て浴びた浮世の 雨や風無駄にするまい この命ひとり浮かべる 湯田川の月 ついて来るなと 云いながら向けた背中の やるせなさまぶた閉じれば 見えてくる愛(いと)しあの娘(こ)の 泣きぼくろ忘れられよか 峠道あれは八月 湯田川の月 ひとつ越えても その先に続く試練の 山がある落ちて ころんで はい上がる口に出すまい 泣き言は今は…

  • 最上峡 – 佐藤善人

    山が高けりゃ 谷間も深いけ落されたら はい上がれ凛として たじろがず迷わず恐れず 振り向かず夢はひと筋 夢はひと筋 最上峡 鷹よおまえは 何故越えて行くあんな険しい 頂きを風が啼く キリキリと行く手をさえ切り 突き刺さる心ひと筋 心ひと筋 最上峡 紅葉(もみじ)浮かべて 流れる川も冬はしぐれて 凍りつくこの先に 道はなくそれでもつらぬく 我が道を命ひと筋 命ひと筋 最上峡 人気の新着歌詞 笹川流れ…

  • 笹川流れ – 佐藤善人

    海に張り出す 岩の群れ海猫ばかりが 鳴いて飛ぶ苦労三年 まだまだ五年汗は心の しぼり汁夢の積み荷の 重さだけ生きて甲斐ある 笹川流れ 夏と冬では 姿を変える朝陽(あさひ)がまぶしい 日本海雪をかぶった あの岩肌に松は根を張り 生きている決めた人生(みち)なら 男なら意地を支えに 笹川流れ 弱音吐いたら 明日(あした)が逃げる強気の二文字(ふたもじ) 道しるべ生きて行くのは 不器用だけどひとり覚悟の…

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